思考とペットコミュニケーションの専門家
前回のお話し
☆24歳 半額セール直前で決めた結婚【私の世界観 第２９話】
https://ameblo.jp/cuhaanya-nao/entry-12446426024.html
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第３０話
結婚が決まった24歳が終わる3ヶ月前。
それから話しは具体的になっていきました。
彼は代々続く田舎の家の長男。
つまり「跡継ぎ」
彼のお父さんは長男の結婚にすごく張り切っていました。
お酒を飲んでは
「よかったー！よかったー！」
を繰り返す。
彼のお母さんは18歳で嫁にきて20歳で彼を産んだのだそうです。
女学校を出てすぐだったとか。。。
だからまだ若くて元気でした。
お父さんとは年が離れていて、親に結婚させられたっていうのが口くせ。
式は
親戚、友人、会社の人、ご近所の人
彼のお父さんのお付き合いのある人ばかりで
新郎側は招待客は200人
私といえば親族、友人、会社の人
呼んでも30人程度
もう、全然、違うんです。
彼の家のために結婚式するみたい。
さて
日取りも決まって会場探し。
この会場のことで
私は母にとんでもなく申し訳ないことをしてしまいました。
母はその頃、結婚式場に勤めていました。
配膳の係をしていて、忙しい時は朝から晩まで
ちゃんと働いていたんです。
でもね、母が嫌いだった私は
彼に母を紹介するのもイヤだったし
自分の過去のことも何も話していなかった。
こんなわたし、恥ずかしくて彼に言えなかったんです。
自分の実家もとっても恥ずかしかった。
だから普通になってからの「わたし」しか見せなかったの。
過去は切り捨て、抹消！
そして結婚式も母のところで挙げるのがイヤで
他の式場に予約したんです。
そのことを知った母はショックだったようです。
当たり前だよね。。。
娘が結婚するのに
自分が勤めている式場でできないなんて。。。
わたしはこんなやり方で母に意地悪しました。
納得がいかない母でしたが
表面上は彼の家が希望してるから。。。
という理由で押し切ってしまいました。
なんせ家の格式が違う、
だからこちら側は何も言えない、
みたいな空気で話を進めちゃいました。
母はこの結婚に反対でした。
わたしは
心の中でモヤっとした気持ちはあったけど
それより今、結婚する彼の家の方を大事にしようと思って
こんな気持ちは見ないフリしました。
母の気持ちも無視して見ないフリ。
ほんと、わたしって、見ないフリ多い。。。
（今更ながら過去のわたしに気づくよ、トホホ…）
結婚式の準備は着々と進み、わたしは結婚しました。
結婚式当日の朝
彼の家のご近所さんに花嫁姿のまま
彼のお母さんとご挨拶にまわりました。
長男の嫁ってこんなことするんだーと内心びっくり。
こうしてご近所にご挨拶してこの家の嫁になっていくんだなって実感。
「あ〜〜わたし大丈夫なんだろうか。。。」
実はこの先がとっても不安でした。
結婚が嬉しい、という気持ちもあったけど
彼との生活を喜ぶ気持ちもあったけど
やっぱり心に大きくあったのは不安だったな。
この後、結婚生活はその不安が現実になっていきます。
続きはまた明日。
今日も読んでくれてありがとう〜
新婚旅行「ビックマック」事件【私の世界観 第３１話】
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