稀に顔を出しては、延々と愚痴るその男を、私は心の奥で勝手に「クレーマー」と呼んでいる。
見た目普通の、オッサン。
只、ずっと喋ってる。
その内容10割が愚痴。
うん。全部が愚痴。
「そんなに元気なら働けよ」とか思うんだけど。
クレーマーの私生活なんて知ったこっちゃないのでスルー。
職員の間でも有名で。
クレーマーに引っ掛かると最低一時間は愚痴るので、かなり煙たがられている。
つくづく厄介な男。
そんな彼が、今日は20分で退散した。
相手したのは女子職員さん。
たまたま彼の前を通り掛かってしまっただけなのに。
サラッと、しかし終止毅然たる態度で。
彼女、20分でクレーマーを追い返した。
すっげー。
神業?
って位、奇跡的で。
マジ尊敬っス。
ちょっとホレそうになった。(ぇ)
クレーマー退散後、彼女称えられてました。
っつうかクレーマーなオッサンも、さ。
恥ずかしくないのかな?
良い歳して文句ばっかり。
子供かよ。
文句云う前にその労力を改善に活かしたらどうだろうか。
なんて云ってもきっとオッサンは気付かない。
そんなに文句ばっかり云ってるとさ、人は、離れていくよね。
誰も、理解しようと思えなくなるよ。
気付いてねぇんだろうな。そこに。
そう考えると可哀想な男だ。
同情は、しねぇけど。