1.【参考書名】
『攻略日本史 近・現代史 整理と入試実戦』(Z会出版)
ページ数:224ページ
発売日: 2007/09
年表で重要事項と歴史の流れを確認
時代別整理と実戦のはじめには、年表がついています。内閣ごとや政治・経済・文化などの分野ごとに、重要事項の整理と歴史の流れを確認できます。
重要ポイントで頻出テーマを掘り下げて解説
年表で歴史の流れを確認した後は、重要ポイントで、各時代の頻出のテーマを掘り下げて解説しています。流れ図などを多用し、視覚的にもつかみやすいようにしました。
赤シートで入試直前までチェックが可能
年表・重要ポイントは、重要語句を赤シートで隠しながら学習できますので、入試直前の最終チェックにも最適です。
実際の入試問題で入試実戦力を養成
歴史の流れと重要事項の整理をした後は、実際の入試問題に取り組みます。問題は難関私大の入試問題を中心に、時代別の問題のほか、分野ごとの歴史把握を試すことができるよう、テーマ別の問題も収録しました。
(http://www.zkai.co.jp/books/search/book_detail.asp?ID=1546
)
2.【難易度】
難易度 ★★★★☆ high intermediate level
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4.【使っていく際のアドバイス、注意点】
この参考書は、題名の通り近現代の知識の整理と入試の実戦力を養う二つの役割がある参考書です。近現代史は慶應入試においてはかなり重視される傾向にあり、深いところまで学習していないと太刀打ちできません。標準的な学校のカリキュラムですと3年生の後半でもまだ明治時代が終わらないという学校も多いようです。しっかりと前倒しで中期編を極め、近現代に特化した参考書に取組むことが必須です。
この参考書の「整理」の部分では年表が付いており、政治史、経済史、文化史、また内閣総理大臣ごとといった分野別の重要事項や歴史の流れが整理できます。重要ポイントの部分では、テーマの核となる部分が掘り下げて解説されているのでしっかりと読み込み、教科書で補いきれなかった部分や、理解が浅かった部分は理解を深めておきましょう。語句などもおさらいできるため、知識を蓄えるという意味でも有効です。
「実戦」の部分では入試問題形式の設問に解答していきます。ここではテストのように取り組んでください。そして解説を熟読しながら○つけや添削をしていきましょう。解答までのプロセスや背景には注意を払いながら、インプットとアウトプットを同時に行うことが理想的です。入試において近現代では何が問われるのか?何が重要であるのか?を考えながら取り組んでください。特に年表を意識しながら時代の細かい順番や因果関係を押さえておきましょう。教科書レベルでの間違いや知識の抜けが目立つ人はしっかりと向き合い基礎に立ち返ってみてください。
5.【この参考書と関連性が高い参考書】
詳説日本史
日本史B一問一答‐完全版
実力をつける日本史100題
攻略日本史 テーマ・文化史 整理と入試実戦
【こんな状況の人におススメ】
・高校在学中または卒業済みで、未習の分野がなく、全体的に学力を底上げしたい人
・高校在学中または卒業済みで、未習の分野はないが、得意分野の学力をさらに伸ばしたい人
【こんな使い方をすると効果的】
・教科書と一緒に読み込む