いつも からっぽが真ん中にある
だから すべてが遠まわり
そわそわする。
ぐらぐらする。
期待と不安に、絡めとられる。
遠心力と、求心力。
あたしはしっかりやれるだろうか?
「くりかえす雨のダンス」という曲があります。
もう三年ほど前につくった曲。
「いつもからっぽがまんなかに」と始まるんだけど、この冒頭のフレーズはあたしの行動様式、セルフイメージ、人生観の偏りをきれいに束ねて、純度の高いところを表していると思う。
「からっぽ」って、「いつか死んじゃう」ってことだったり、忘れっぽかったり夢見がちな自分の悲しさだったり。
みなさんも、そういうことありませんか?
うまくいかないこと、なぜか進まないこと、気がついたら、「あ、またこのパターンだ」ってなったり、同じところをぐるぐる回って核心になかなか近づけないでいるような。
それを踏まえて、サビではすべてを引っくるめた肯定と、尽きない次への希望や期待を歌っている。
さぁ踊ろう 悲しみ忘れて
息もできないくらいの雨のなかで
さぁ踊ろう 口笛鳴らして
にせものでも愛おしい夢のなかで
尽きない希望がいつも、わたしたちを倒れさせてくれないのだ。
まだやれる、まだできる、きのうよりももっと、うつくしい生きものへ。
どうしようもなく歩けないときも、笑顔の裏に軋みを感じるようなときも、
何度も同じ傷痕をなぞって麻痺しそうな感覚に陥るときも、わたしたちには希望が投げ掛けられる。
そしてそれは、いいことなの。
押し潰されないよう、杖のように、また灯りのように、歌が与えられた。
この曲はあたしにとってそんな曲。自分で作ったというよりも、なんかもうひとつ見えてないところからぽん、と降ってきたフレーズ。
わたし、今音源を作っています。
大切な曲ばかりが詰まっています。
CDを12/19(水)に発表します。
同じ日に、はじめてのワンマンライブをします。
みなさん、どうぞ足を運んでください。
とてもとても今、プレッシャーを感じています。
と同時に、胸を撞くような期待を感じています。
いい歌を届けられるよう全力でがんばります。
どうぞききにいらしてください。
まじめに書いたので、写真はリラックスモードのを貼ります…笑
小浜の石窯パン屋さんの、和風ロフトなイートインにて。
cueでした。
おやすみなさい、愛する世界。
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