過去のあのとき「本当は怒りたかった」

こんばんは

お母さんのための香りのセラピスト

ともこです

「香りのセッションって

どんなことをするの？」

とのご質問を頂きました

香りを用いたセッションでは
「これは○○の香りですよ」
とはお伝えせずに

ムエット（試香紙）から
順に香っていき

「これが好き」
「何だか落ち着く」
「好きじゃないけれど気になる」

というものを
選んで頂きます

好きな香り
落ち着く香り
気になる香り

それぞれにキーワードがあり
そのキーワードが
自分の心のどの部分と
つながっているのかを

自由なお喋りの中から
丁寧に辿っていくのが
「潜在意識アロマ」の手法です

多くの場合には
「これが好き」
から始まるお喋りですが

ときおり
「何度嗅いでもどの香りもピンとこない」
ということが起こります

でもこんな時
本当は既に
選びたいと思っている香り
（話したいテーマ）は
決まっています

とある日のセッションで
ご相談者様が
時間をかけて選んだ香りから
選んだキーワードは
「内観」でした

お子さんが
時間を大切に考えていない
約束を守らない

その度に湧き上がる怒りと
制御不能になる感覚は

過去の様々な経験と
複雑に絡み合った
「私が大切にされていない」
という怒りや悲しみを
根っことしていました

苦しさゆえに
感じないようにすることで
ようやくバランスを保ってきた

その感情を見つめることへの
潜在意識の抵抗が

「どれもピンとこない」
という形で表れていたのかも
しれません

過去のあのとき
「本当は怒りたかった」
「本当は悲しかった」

長い間飲み込んできた感情は
時間の経過で
薄れることはありません

一旦は心の奥で眠っても
似たような場面を経験すると
あっという間に
年月を超えて蘇り

心が混乱して
制御不能になることもあります

それを終わらせるためには
「私は怒りたかったんだ」
「私は悲しかったんだ」と

当時の本当の気持ちと
向き合い