おはようございます
昨日は朝から寒くて冷たい雨で
縮こまるようにして家を出た朝でしたが
気持ちのいいお天気になりましたね
祝日はやっぱりこうでなくっちゃ
我が家の受験生女子
近頃少しモヤッとしているみたい
先日記事で紹介した
「女子の人間関係」を
突然に読み始めました
なんだろ
何かあったのかしら
聞いてみると
モヤモヤの原因はSNS
もう学級には全く行っていなくて
中学の知り合いとは
誰とも関わっていないのに
いまだにLINEを使って
チクチクやられているのですって
だからこの学校の女子は
嫌なんだよね
そう怒りつつも
やはりチクチクやられたダメージは
彼女の「いい気分」を侵食し
せっかく膨らみ始めていた自信も
萎ませてしまいました
まずまずの破壊力です
あんなに頑張ってる英語も
謎の頭痛でお休み...
精神的に参るよね
今どきの女子のLINEの
使い方はこんな風
確か運動会のときにも
やられてましたね
マルで囲った
ステータスメッセージという部分
トークと違い
更新してしまえば証拠は残らないので
とっても「便利」です
パッと見えるところには
運動会がんばろ!○組なら勝てる♪
とか かわいい感じのコメント書いて
スクロールダウンすると
何行分かの余白の後に...
練習も出ないで本番だけとかw
なんて書いてあったりね
今回は「不登校のクセに」的なことを
書かれていたもよう
もちろんそれがはっきりと
うちのお姉さんを指しているという
証拠はありませんが
クラスでの態度見てたらわかるよね
何でそんなに気になるのかな
あえて学校やご家庭には
報告しませんが
自分でよく考えて
やめてもらえるといいんだけどな
学校はちょうど期末試験の頃でした
受験のための内申点が決まる
最後の考査です
それが終わったら本格的に
受験まっしぐら
カウントダウンも残り100日を
きりました
志望校を決めて
模試の結果とにらめっこ
プレッシャーや
グルグルする自分の思考との
戦いです
自分の代わりに
他の誰かを非難してみても
向き合わなきゃいけない問題は
変わらずそこにあり続けます
だってそれは自分の課題なのだから
私は娘に
こんなことを話しました
嫌なこと書かれて
気持ちが凹むよね
でもそれは「あの子」個人の
思考の問題
あなたには何の落ち度もないよ
自分を護る境界線をしっかり持って
人がどう考えるかは
残念だけど変えられないから
自分の思考や関わり方を
変えるしかないよ
あなたが読んでいる本にも
あるけれど
女子のトラブルの多くは
そういう領域侵害で起こるんだと
思うんだよね
以前の私だったら
娘に向けられた「行為」そのものに
フォーカスして
証拠を押さえて
怒って学校に相談していたかも
でも実はそれでは
「娘の受けるダメージを最小限にし
いち早い回復へつなげる」
という最も優先すべきタスクが
遠のきます
どういうことかと言いますと
例えば今回のことを
先生や相手のご両親に報告したとして
「あの子」がコッテリ絞られたとしても
本人の「考え方」が
変わらない限り 恐らくは
攻撃の手段が変わるだけで
しかもますます酷いことに
なりそうな気がするのです
あちこちにすごい勢いで
悪口を撒かれたりでもしたら
それこそ見ないフリも難しく
便乗する子すら出てくるかもしれません
噴出してくるものの根本を
解決出来ないのであれば
出てくる穴を一つ塞いだところで
代わりに他のどこかから
漏れ出てくるだけのことなのです
学校生活とSNSの問題は
管轄がとても難しい
学校というつながりを通して
起きるトラブルでありながら
実際のアクションは
自宅で しかも個人の所有物である
携帯電話の中で行われるので
学校の先生も正直
手に負えなくて頭を抱えています
文科省が
いじめによる不登校や自殺など
本気で取り組む気持ちがあるならば
中学生や小学生の
スマフォやSNS使用を
国全体で規制すべきと
思っている私
もちろん自宅PCなど
「他方の穴」はいくらでもありますが
スマフォはあまりにもお手軽すぎるのです
SNSのトラブルは
ママ友間にもよく見られるように
大人だって難しい
被害に遭ってトラウマを抱えたり
命を諦める子さえいることを考えたら
子どもたちに「失敗から学ぶ」
なんて悠長なこと言っている場合では
ないんじゃないかしら
産業優先の世の中を憂う
子どもたちの幸せを願う者として
ここは真剣に強い気持ちをもっています
あれから幾晩か経った今日
娘はしっかりと前を向いて
勉強をしています
学校に行かないで
気楽に過ごしているように
見えるかもしれないけれど
ここまで来るのにも
色んな思いと戦っていて
内申点による加点が
見込めないという不安も
なかなかのものです
不安と戦っているのは皆同じ
まずは「自分の未来のために
今すべきこと」を
悔いのないよう
しっかり
頑張っていかなくてはね