私たちは人間関係において、少なからず、
影響を与え合って生きています。

その中でも「親の影響」というのは
人生においてとても大きいものなのではないでしょうか。

cucuru.にお越し下さるお客さまの中にも
「親子関係がテーマ」という方がいらっしゃいます。

なかには、40代・50代になった今だからこそみえてくる
「親の影響」に驚かれる方もいらっしゃいます。
(実は私もそのひとり)


私が占いカウンセリングで扱う四柱推命には
親子関係を視る見方はいろいろあります。

例えば、運命式の「年柱」という点からみた時に、
両親からたっぷり愛情を注がれて育つ人生なのか、
母親または父親のどちらか(または祖父母)の影響を
受ける人生なのかなど、
両親との関わりがわかります。

例えば、運命式に「月徳合(月徳貴人)」という星を持っていると
「母方のご先祖様との縁が深い」とみて、
母親もしくは母方のご親戚との関わりやそこに馳せる想いにより
人生における吉凶が分かれる傾向があったりもします。

残念なのが「縁が深い=仲がいい」とも限らず、
縁が深い故に苦しんでいらっしゃる方も少なくありません。

親子関係については「正解」というものはなく
望むような関係になるまでに時間が必要な場合もあります。

では、どうしたらいいのか。

様々なことにおいて、否定でも、肯定でもなく、
「容認する」というのはどうでしょうか。

自分が親の立場なら、
子どもも「自分の意思をもった個人」と意識してみる。

自分自身が大人になっても“親の影響”から
抜け出せないでいるのなら、
まずは「今日」を楽しむことから始めてみてはどうでしょうか。

誰しもが、人生の地図と道具 を持って生まれています。
その地図と道具を手に、どう航海するかは自分次第。

どんな「宿命」をもって生まれたとしても、
「運命」をつくるのは、自分ですから。

cucuru. コトノハ美樹

植物とてんとうむし