「嘘は泥棒のはじまり」と子供の頃に教えられた。
「嘘も方便」と大人になって教えられた。
人のためを思ってつく嘘
人を陥れるためにつく嘘
とっても信頼していた人に嘘をつかれた。
その人は、自分自身を守る為、
私の目の前で、みんなの前で嘘をついた。
自分が言った言葉、私が信じていた言葉を
「そんなことは言っていない。」
私が言ったことを
「そんなことは全然聞いていない。」
と。
信頼関係がガタガタと崩れていった瞬間。
他の人には嘘だということはわからないかもしれない。
でも、知っている人がいるのに。
それは、嘘をついた本人。
そして、嘘をつかれた私。
かわいそうな人間。
悲しい人間。
哀れな人間。
自分がしたことは、いつか自分に跳ね返ってくる。
そう思うしか仕方がない。