ランサーズはデスゲーム
タイトルの通りです。ランサーズでYouTube動画用のイラスト制作の仕事を受けるという事はデスゲームです。という事で、今日はランサーズに居るクライアントと受注者の話をします。ランサーズは報酬からシステム手数料20%が引かれます。いいですか、これはクライアントと我々がシステムを使用する事へのランサーズへの支払うべき料金なんですね。なので、ランサーズで仕事の募集を出す、それを受けるという事は、これを払うという事です。簡単なこと。クライアントと我々で折半するのが妥当だと思いますが、我々と良好な関係を希望する良心的なクライアント様は、このシステム手数料を払いますと申し出てくださいます。しかし99%の確率で、我々持ちが当たり前の市場が出来上がっています。更に、1枚800円の単価ですら『高い』『予算が足りない』という極貧クライアントが蔓延っているんですね。いいですか(二回目)、1枚1,500円でも安いんです。頭おかしくないですよ???お金が発生するという事は仕事です。仕事っていうのは生活と切っては離せないものです。生活が出来る金額でないと、受ける価値はありません。1枚描くのに1時間で足りると思いますか?わからないなら教えてあげますけど、我々もクライアントも人間なんですね、ボタンひとつ押しただけで絵が出来上がるわけではありません。仮に、1時間で1枚描くとして1 文字を元に絵を考える2 ラフ画に起こす3 ペン画を描く4 色の下塗りをする5 影をつける6 ハイライトを入れる7 背景を考える8 背景を制作する9 セリフを入れる10 効果音を入れる最低でもこの工程を全て経て1枚が完成するんですよ。大変ですよね、他の仕事も大変?そうですよ、これも仕事です。だって好きでもない絵を、人生の大切な時間を割いてチンカス並みの報酬で描く生産性の無い事を「やりたい」と思う人って居ますか?それ何が目的ですか?楽しいから?そんな事が楽しいの?もっと考えてみてよ、その時間で映画でも観た方が絶対に有意義だから。絵を描いて生活をしようと思う事は悪い事じゃありません。蔑まれる理由も全くありません。技術を提供して生計を立てていこうとする人間を潰すような産業は、結果的にその国の利益を下げます。国全体のクオリティが下がり外貨が稼げないからです。目先の物事に惑わされて短絡的な行動を取る人間は生産性を上げる事ができません。日本の「安くて良い物を」文化は、昨今の不景気・ブラック企業の問題にも影響しているんですね。結局締まるのは自分の首です。と、話が大きくなりましたが、全く難しい問題じゃないんですよ。原稿料の平均値はもっと高くなくてはいけませんし、その投資ができないような企画はその時点で破綻しています。今まで声を上げるクリエイターが少なかったんじゃないかなって思ってます。原稿料の話とかそういうの。だったら今からでも遅くない、むしろ早い。これを見たクリエイターもクライアントも参考にして身の振り方を考えてね。そしてお願いだからゴミみたいな金で絵の仕事を受けないで絵描き。あんたの絵は芸術。安売りしちゃいけねえ。絵が描けるってすごい事なんだから、技術の提供なんだから。恐れないで断って頼むから。