横浜2日目のライブ途中のことでした。

スマートウォッチに留学生の名前と「LINE」という文字が見えました。

本編が半分ぐらい終わったところかな。

たぶん夫からで、留学生関係のことだと思いましたが、コンサート中にスマホ開いてラインチェックするのも嫌だった(というかその間ステージを見れないのがもったいない)ので、めっちゃ気になりつつも、ほったらかしていました。

 

アンコール待ちでスマホ見てみると、やはり夫から「〇〇から連絡あった?△△に行ってるみたい」とのラインが。

そして留学生からも「試合に来たら別の留学生に偶然会って嬉しい。その彼女と一緒に彼女の街に行きたい。もう来てる。彼女と夕飯食べる」という内容のラインが来ていました。

ざっと見てだいたい内容はわかりましたが、わざわざ翻訳サイト開いて翻訳してあげるの面倒だったので、夫にそのまま転送し「だって。今アンコール待ちなのでそちらで連絡とって」と送りました。

てか!私前日からいなかったよね!?私横浜行くからいないって言ってあったよね!?なぜ留学生は私にラインを送ってくる!?!?

 

夫からは「了解です」と返事が来たきり、コンサート終了してもなにもなかったので「留学生と連絡とれた?」と聞いたら「取れてます」とのこと。

ひとまず、安心しました。

 

たしかここらへんで、私は新幹線に乗りました。

 

夫が「焼肉行ってるみたいです。帰る時にラインしてと言っている」と。

私は「彼女の家族と?それとも二人で?」と聞くと「彼女と友だちと言ってる。誰なんだろう?」と。

すると数分後に留学生から「彼女の家でお母さんが帰るのを待ってる。駅が遠いから車で送ってもらう」という内容のラインと二人の写真が送られてきました。

だからなんで私に送ってくるんだ!?さっきから夫とやり取りしてるんでしょー!?と思い「私は家にいないので、お父さんに連絡して」と送りました。

 

すると数分後、留学生から「彼女のお母さんが泊まってけばって言っててめっちゃ楽しそう。駅に送っていけないんだって。翻訳機能わかりにくいから直接彼女のお母さんと連絡してもいいよ」みたいなラインが来て…!

なんだと…!?

ビックリして、彼女のお母さんに「留学生が泊まるって言ってるんですけど、そちらにってことですかね…?」とラインしたら、電話がかかってきました。

その時私、新幹線の中で夕飯食べてる途中だったのですが、そのままにしてデッキに出ました。

彼女のお母さんは「今帰ってきたらそちらの留学生がいてビックリした。駅に送ってほしいとのことだけど、もう時間が遅いので子どもたちを風呂に入れて寝かせたいから送っていけない。歩いて行ける距離じゃないし、心配。最悪泊まってもらうしかないかも」とのことでした。

そこは小さい子どもが2人いて、この時点で眠くてグズグズだったようです。

そして駅まで行くとなると往復1時間近くかかる、と。

じゃあ、お願いするしかない…となりました。

 

電話を切って、ルール的に大丈夫なのか、留学生のボランティア団体の人に聞きました。

留学生とホストファミリーと学校の3つの橋渡しをしている立場の人がいるので、その人に聞きました。

すると、上の人に確認するとのこと。

でも、本来は来日して4か月以内はホストファミリー抜きの旅行は禁止で、それ以降も3か月前までに申請を出して許可がおりなければ旅行してはいけないというルールになっていて、留学生もそれを知ってるはずなんですけどね…とのことでした。

誰の判断でそこに行ったのか(留学生か、むこうのホストファミリーは知っていたのか)など聞かれたりしてやり取りをしつつ、その間に、私帰ってから車で迎えに行けばいいじゃん!と思いつきました。

たぶん私の帰宅自体が0時頃になり、そこから迎えに行くと1時は過ぎると思いますが…。

その旨も、彼女のお母さんや橋渡し役の人にもラインしました。

 

すると、お母さんの方も、わかりにくい場所にあるしそれなら泊まってもらった方がいいという返事があり、橋渡し役の人からも、上の人からの連絡で今回はしかたがないということで泊まらせてもらうことにしましょうと連絡があったので、泊まらせてもらうことにしました。

それを留学生にラインすると「ありがとう!」と返事が…。

明らかに「やったー!」のニュアンス…。

いや、ルール違反だからね!?しかたなく許可おりただけだけどね!?

 

夫にこの経緯をざっとラインして報告しました。

すると、上の人からも直接「留学生が迷惑かけてます」と連絡がありました。

経緯などちょっと確認されましたが、なんせ私は横浜にいたし、どういうことで焼肉に行ったのかもわからず…(^_^;)

ちょうど次の日が橋渡し役の人と留学生の面会の日だったので「しっかり話をするように言っておきますが、そちらも心配したということを伝えて経緯を聞いておいてください」と…。

 

泊まらせてもらう彼女の家は離れみたいなのがあるようで、そこが畳の部屋で、二人が楽しそうにお菓子食べてる写真がお母さんから送られてきました。

こっちとのテンションの差が…(^_^;)

新幹線の中、ほぼあちらこちらに連絡してただけという感じでした…。

2日間のコンサートの余韻はどこへやら…。

心配、イライラ、モヤモヤ、ヤキモキ…の帰り道でした。

あと、ずっとスマホの画面見て触ってたから、目と指が疲れました…。