留学生についての事前資料では、好きな日本食という項目に寿司とラーメンが書いてありました。

なので、留学生が来た日の夜は、回転寿司に行きました。

回転寿司だったら、好きなものを好きなだけ食べられるし。

しかし、その日はみんなあんまり食べなかったです。

留学生分合わせても、いつもより少ないぐらい。

たぶん緊張してたのと、留学生はよくわからなかったのもあると思います。

メニューを英語表記にしても、「?」なものもたくさんあったみたいです。

その中で、留学生は「おぉ、納豆!」と納豆の軍艦巻きを見て手に取りました。

しかし、1つ食べて…苦笑いしました。

「strong flavor」と言って、もう1つは食べませんでした。

 

ウチの朝食は、平日は毎日納豆ご飯と味噌汁です。

次の日の朝、「納豆はいらないよね…?」と聞いてみました。

しかし「ちょっとだけ」と言って、5粒ぐらい食べました。

そして、寿司に乗ってる状態より美味しい、と。

次の日も聞くと「ちょっと」と言って、ちょっと食べました。

なんだ食べるんじゃん、と思って、ちょっとずつ白飯の上に乗せていました。

ある日、長女が「留学生の納豆、ちょっとずつ増えてってない?」と言ってきました。

そんなつもりじゃなかったけど、食べるんじゃん、って思ってるから無意識に増やしちゃってたのかもしれません。

次の日はまた「納豆いる?」と聞いてみました。

すると「いいえ、けっこうです」との答え…!

え、今まで我慢して食べてたの!?

なので次の日は「いらないよね?」と聞いたのですが、「いらない」と言った後に「今日は、いらない」と言い直しました。

気ぃ使われてるのかなぁ(^_^;)

で、今朝は混ぜた納豆をふりかけやらと一緒に置いて「よかったら食べて」的な感じで置いておきました。

これから、そうしよっと。

 

他のものは、食べたり食べなかったりですが、わりとチャレンジしようとするタイプです。

子どもたち分は一人一皿で取ってあるので、留学生分もそんな感じで皿にちょこっとずつ盛って、気に入ったらおかわりをするというパターンで行くことにしました。

前、このぐらい食べるだろうと思って出した魚を半分以下しか食べずに「私は魚が好きですが強い魚は好きじゃありません」という翻訳を見せられました。

強い魚…?

原文を見ても「strong fish」。

ちょっと意味がわからん…(^_^;)

そういうことがあるので、あんまり無理をさせてもかわいそうだし、最近は一口で食べられるような程度だけ皿に乗せて、味見みたいな感じで出してます。

でも、とりあえず味噌汁は好きみたいなので、これでだいぶ助かりました。

 

男子高校生ですが、けっこう少食で、一度にあまり食べません。

遠慮もあると思うし、口に合わないのもあると思いますが、「美味い!」と言って勢いよく食べ始めたものでも、すぐに「お腹いっぱい」になります。

食費はウチ持ちなので、そこまで量食べないのは家計的に助かりますが…。

もう箸をつけるとかペットボトル共有もしてしまっているので、留学生が残した分は家族の誰かが食べてます。

でも、残すのは日本ではマナー違反と教えられているのか、こそっと下げたり、申し訳なさそうに「ごめんなさい」と言われたりするので、全然残していいんだけど!だってしょうがないじゃん!って思いますが、そこはこちらも上手く言えません。

まぁ、慣れかな。