脳というと「Brain,Whisper,Head,Hate is Noise さーえわーたーるーよーるに~~~~覗いたとーびら~~~開け進化のモード おーおー」が思い浮かびますが、今回は先日行った脳のための講座についてです。

脳に良い生活とは?という講座です。

これも、前に書いたジェンダーについての講座と同じ、子育て支援講座の一つです。

なので、子を持つ親の視点での講座でした。

 

まず脳に良い生活って講座だけど、そもそも良い脳とは?という話から。

この講座で言う良い脳とは、集中力が発揮できるということです。

その人その人の脳を使い切るということだそうです。

つまり、自分の可能性を最大限出せるということです。

そんな話から始まりました。

 

重要なのは、運動、睡眠、食事、だそうです。

なんだか、当たり前な感じ。

でも、運動っていうのは、なにかスポーツをやらせなさい、ではないのです。

変な動きを止めない、ということだそうです。

知能の高さは、体の大きさに対して脳が占める割合に比例しているそうです。

つまり、体のわりに脳が大きければ知能が高くなり、人間も大きい方なので知能が高いそうです。

しかし、イルカは人間より脳の比率が大きいそうです。

なのに知能は幼児並み。

それはなぜかというと、体を複雑に動かせないからだそうです。

人間は指も左右5本あり、1本の指にも途中で関節が2つもある。

肩関節は前後だけでなく左右にも動かせる。

すごく複雑な動きができる動物なんです。

いろんな動きをするほど、脳が発達するそうです。

脳にいろんな指令をさせるということです。

なので逆に、1種類のスポーツに打ち込むぐらいなら、木登りでもしてた方がいい、とのことです。脳のためには。

スポーツは、この角度でこの強さでこうすれば上手くなるというメソッドがあり、どうしてもそれを目指すことになるので、脳を育てるという面では、外遊びの方がいいとのことでした。

そして、体を使うことが楽しいという感覚も大事だそうです。

頭も体の一部だし。

 

睡眠は、脳を整理するそうです。

レム睡眠ノンレム睡眠を繰り返すのですが、最初の深い眠りを大きくするのが大事だそうです。

そこでのお話は、聞いたことあるものばかりでした。

日中は明るく、寝る前は暗くする。

深部体温を上げるために湯船に浸かる。

寝る直前には食べない。

 

そして食事については、とにかく血糖値を乱さないことが大事だそうです。

ジュースは絶対NG!だそうです。血糖値爆上がりだってw

そりゃそーですよね(^_^;)

砂糖と小麦もなるべく避け、タンパク質をしっかり摂る。

この講師は栄養関係の資格も持っているらしく、栄養のことに関してはもっと言いたいことあるけど、脳については「とにかくタンパク質」だそうです。

 

この、運動、睡眠、食事が脳を育てるのに大事だそうです。

そして、いざ学習に関しては、苦手克服より得意を伸ばすのがオススメだそうです。

なぜかというと、脳で記憶を司るのは海馬という部分だそうで、そこに指令を出しているのが…なんだっけ?扁桃腺みたいな名前の…偏桃体?だったかな?とにかくそこが海馬に指令を出しているそうですが、不快だとその指令回路を閉じてしまうのだそうです。

なので、「やだなぁ」と思いながらやるとめっちゃ効率悪いそうです。回路閉じちゃってるから。

実際、苦手科目ばかり集中的にやった子の集団と、苦手科目をやらなかった子の集団だと、やらなかった方が全体の平均点が上がったそうです。その苦手科目の平均点がどうだったかはわかりませんが…。

苦手科目ほっといても、得意科目をガンガン勉強すれば頭を使うので苦手科目もできるようになってくる、ということです。

 

あとは、親が「勉強してほしい」と思うなら、自分も勉強する、ということです。

ミラーニューロンといって、自然に行動をまねてしまうそうです。

それが、好きな人に会うと活性化するそうです。

たいていの子どもは小さいうちは親が大好きなので、親と同じ口調になったりするのは、そのせいです。

親も勉強してるから私も頑張らなきゃって思うのではなく、自然と勉強するようになるそうです。

例えば大勢で会議とかしていて、全然好きじゃない人がお茶飲んでもスルーなのに、好きな人がお茶を一口飲むとなんとなく自分も飲んでしまう、みたいなことがあるそうです。

なので、親が勉強してる姿を見ると、子も自然と勉強するようになる。

って、ホントかなぁ?と思いますが、そう言っていました。

 

そんな、脳のお話でした。