今年、スキーに行く時は、田舎にあるかつての祖父母宅だった家に泊まりました。
ガスは通ってないので、お風呂は日帰り温泉へ。
電気と水道は通ってるので、朝食は家で食べました。
5合分のおにぎりを作って持っていって、レンチンしたり。
非常時用にストックしてあるカップ麺やレトルトの粥が賞味期限切れていたので、それも持って行って食べました。
あとは、パンをたくさん買って行って、朝食に食べたり、スキー場で食べたり。
夕飯は、日帰り温泉に入ってるレストランで食べました。
子どもの頃よく泊まりに来た祖父母宅を、こんな風に使う日が来るなんて、不思議な気持ちでした。

ところで、子どもの頃に来た祖父母宅は、まだ土間がありました。
玄関から、奥の風呂場まで、ずっと土間です。
その途中に台所がありました。
かまどで火を焚いていたのを見た記憶はありませんが、お風呂は丸くて深くて狭い形状のものでした。
同じく、井戸を見た記憶はないのですが、先日行った時にこんなものを見つけました。
「井戸」って書かれています。

書かれてるのいうか、彫られてるというか。
ここに井戸があった、ということなのかな?

そして、こんなものもありました。
ポンプです。
これが来てから、えっちらおっちら水を汲まなくてもよくなって楽になった、と母が言っていました。
周辺の家にも同じポンプがチラホラありました。
井戸水を風呂に(風呂だけじゃなくて洗濯にも使ってたかも。そういえば昔は外に洗濯機が置いてあったわ…)使うような時代の物に、日立の今と同じ「Inspire the Next」が書かれているのが不思議に感じました。
今なんて、蛇口を捻れば水もお湯も出る…というか、捻る蛇口すら少ない…時代ですもんね。
改めて、祖父母の世代って生活様式がとっても変化した時代だったんだなぁと思いました。