先日、書いた「セックスってなに?」という質問は2か月ほど前のことだったのですが、少し前には長女にこんな質問をされました。
「サンタさんって、お母さんなの?」
これも、毎年「まだ信じてるのかなぁ?信じてるっぽいなぁ」という感じで、ずっと夜中に枕元にプレゼントをそっと置くというのを繰り返してきました。
幼稚園ぐらいの頃だったか、サンタの恰好をしたオジサンがプレゼントを持ってくるという企画に申し込んだことがあり(もちろん事前にプレゼントを渡しておきます)、その時に超ビビッて大泣きしたもんだから、その記憶がうっすらと残ってたようです。
疑いながらも、信じていました。
さらに、2年前、夫が年末年始にかけて1ヶ月ぐらい出張していた時、出張先に遊びに行ったのがクリスマスの日で、帰ってきたらプレゼントが置いてあったので、そこでも信じ直しました。
(ちょっと疑ってたということを後から知りました。この時は私とずっと一緒に行動していたので私がプレゼントを置けるはずがなかったのです。実際は私の母に鍵を預けて置いておいてもらったのですが…)
今まで、長女が友人に「これサンタさんからもらったの」とか言ってるのを見てると、言われた友人の方は知ってそうだなぁという子もいました。
でもべつに「サンタなんていないって」とか言う子もいなくて。
でも先日、長女の両想いの彼氏がいるのですが、その彼に「サンタってお母さんだよ」と言われたそうなのです。
こちらも、もういい加減バラしたいと思っていたので(だって長女は「次のクリスマスはしゃべる鳥をもらう」とか言い出してたしw)、半分助かりました。
「いや、私はサンタじゃないよ。私はトナカイに乗って空飛んでないから」と答えましたが…笑
「サンタのモデルになった人がフィンランドかどっかのオジサンでいるらしいけど、実際そのオジサン一人で世界中の子どもたちにプレゼント配るとか無理でしょ?トナカイに乗ってたとしても世界中の子どもたちに一晩で配るなんてもう絶対に無理でしょ。しかも煙突ないのに鍵かかってんのにどっから入ってくるの?「このプレゼントがほしいです」って日本語で書いた手紙をどうやって読んでどうやって準備するの?しかもそれが世界中の子だよ?無理でしょ。だから親がサンタに代わって自分の子の分のプレゼントを準備してるの。サンタさんの代行業務をしてるわけ。だからお父ちゃんとお母ちゃんがあなたの分のプレゼントをサンタの代わりに準備してるの。」
「…じゃあ、サンタさんはその、どっかの国の一部の子に配ってるの?」
「いや!知らんけど笑!サンタさん、少なくとも私が子どもの頃から信じられてたから何歳か知らんけど、もうその国でも親が代行してると思う笑」
「…じゃあ、サンタさんはもういないの?」
「最初から、いたかどうか知らん。モデルになった人がいたのかな?もしかしたら、そういう理念みたいなものだけあるのかもしれん」
「…じゃあ、今までずっと、お父ちゃんとお母ちゃんがプレゼント買って置いてたの?」
「そうだよ」
「え、ゲームのソフトも?」
「そうだよ」
ここで、一番ビックリしてました笑
長女は去年、スイッチだけをお願いしてソフトは自分のお小遣いで買わなきゃいけないと思っていたところにサンタさんからソフト付きでもらったもんだから「サンタさん優しい!」と言っていたのです。
まさか「ゲームばっかりしてんじゃねぇよ」とか言ってる私がソフト付きにしてくれたとは思いもよらなかったんでしょうなぁ。
しかしこの質問も、ハッキリと私に聞いてくれて良かったです。
信じてる子にしかサンタさん来ないって言って、わかってるのに信じてるフリしてる子もたくさんいるみたいなので。
今年のクリスマスからは、プレゼントなにが欲しいか堂々と聞けるし、しゃべる鳥なんて無理!とか言えるわ~。良かった~。