昨日のTちゃんの話。
同じクラスになったのは3年生の時だけで、それ以来は違うクラスでした。
ラッキーです。
でも、下校は一緒でした。
「仲良し下校」という呼び名で、3年生から班を決めて下校するのです。
その班が同じだったので、ずーっと一緒に下校していました。
当然、私はTちゃんの後ろを歩くことになります。
二人だけの時は、横に並んでたかな。
そして、二人だけの時は、Tちゃん優しかった気がする。
優しかったという印象だったけど、今思うと、フツーに接してたんだと思います。
たぶん、Yちゃんなどの周りの目があると、私を下にしていたのでした。
下校の時に誘われると、学校から帰った後にTちゃんの家に行かなければなりません。
習い事の日(それももちろんTちゃんに把握されてる)以外は、わりとTちゃんの家に行っていました。
Tちゃんに習い事があったり、Tちゃんが他の子と約束した日は、私は自由です。
クラスが離れた4年生以降も、そういうことが続きました。
私はその間、Tちゃんの要望に沿うように受け答えをし、行動をしていました。
Tちゃんだけじゃなく、わりと他の友だちに関しても、こうしてほしいだろうなと思うように接していました。
だから、ケンカとかする人のこと不思議だったな…。
なんで相手の気持ちがわからないんだろう?と思っていました。
そんなふうに言われたら怒るの当然なのに…って。
なので、周りからは「優しい」ってよく言われてました。
自分でもそう思ってました。
今はわかります。優しいんじゃなくて、相手に合わせてただけだって。
でも当時は、それが優しさだと思っていたし、そうすべきだと思っていたし、他人に迷惑かけないってのも同じような感じだと思ってたし、いい子ちゃんでなくなる勇気もなかったんです。
でも、6年生の時、ふと自分で思いました。
なにこれ?誰のための人生??相手に合わせてばっかりで、自分がないじゃん!アホらし!!
って(笑)
本当に、なにかキッカケがあったわけじゃなく(あったのかもしれないけど、ささいなことで、もう忘れました)、あれ?って感じで気付いたんです。
そう思ってから、Tちゃんと決別しました。
「一緒に帰るの、嫌なの」
と言いました。
申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど。可哀想に思ったけど。←すごい上から目線w
Tちゃんは、怒ると思いました。
あ、最初は怒りました。
で、なんかいろいろ嫌がらせ的なことをされました。
でも私は決めたんです。Tちゃんに合わせるのやめるって。
だから、嫌がらせを受けて辛いとかじゃなくて、ごめんねって気持ちでした。
怒った後は、すがってきました。
そっちの方が辛かった…(^_^;)
私の上に君臨していたTちゃんが私にすがるの見るの、辛かった…(^_^;)
しかしこうして、気が強い私が誕生したのです(笑)
母には「昔は優しい子だったのに、いつの間にかすごく気が強い子になったね(笑)」と言われたことがありますが、Tちゃんと決別したあの日からです。
自分の意見を言おうと思ったのです。
自分の意見を飲み込んで相手に合わせるの…時にはそういうことも必要だとは思いますが、友だち付き合いで常にそれって、けっこうバカにしてますよね(^_^;)
自分で優しいとか思ってた私…思い上がりだったわ(笑)
Tちゃんとは、それ以来あんまり接点がありません。
中学校も同じだったけど、1学年9クラスもある学校だったので、同じクラスになることもなく。
高校も別で。
Yちゃんとは、同じ高校だったのですが、それも同じクラスになることなく終わりました。
それから今までの間、2回ぐらい、道端で見かけたことがあります。
たぶん2回とも、向こうは気付いてなかったかと。
あの頃どんな気持ちだったのか、聞いてみたいようなみたくないような…。
私にこんなに強く思い出として残ってるほどは残ってないだろうな~。
仲良い時あったっけ?っていう程度かもしれません。
そういうもんだよね。