先日、テルミンコンサートに行ってきました。
月夜がテーマだったので、このようなプログラムでした。

いつも今井のいい加減ないや感覚的なものばかり聴いているので、ハッキリしたメロディを奏でているのが新鮮でした。
ビブラートとかもやってて。とてもキレイでした。
音も、フルートみたいなオーボエみたいな感じで、全然スペーシーな感じじゃないです(笑)
でも、やっぱりジャストは難しいというか、聴きながら音を取らなければいけないので第一音は探りながらになりますよね。
一瞬ですけどね、探ってんのは。
というか、どうしてもフェードインになりますよね。
横の棒で大きさを調整するのですが、近づけると(手を下げると)小さくなり、離すと(手を上げると)大きくなるので、手を上げながら音を出しているのですが、手を上げた時点から始められないので、常にフェードインになります。
だから、探ってるってほどじゃないですね。音を出しながら調整する、という感じかな。
あと、以前テルミンの体験をやった時には、手を軽く握って動かしていたのですが、この日の演奏者を見ると、指をわずかに開いたりしながら音を取ってました。
その方が繊細な動きができるんでしょうけど、器用だなぁと思いました。
だって半音とか、数ミリ違うだけだもん。
途中でマトリョミンという、マトリョーシカ形のテルミンの演奏もありました。
あ、テルミンはロシア生まれの楽器だそうですが、ロシアではマトリョミンは作っていないそうです。
マトリョーシカの工場で形は作ってるんだけど、機械は日本で入れてるそうです。
そして、テルミンってのはテルミンを作った人の名前だということも初めて知りました。
娘と二人で行ったのですが、娘も楽しんだようです。
特にアンコールでやったアナ雪の「ありのーままのー」の曲、あれの時は
「今、手袋外したところ」
「お城作ってる」
「ここでティアラ取った」
と小声でシーンを教えてくれました(笑)
DVDを何度も見てるので、覚えてるようです。
そんな娘がアンケートに書いた感想がこちら。

テルミンやってる人と、猫の上の方にある丸だけが実際のもので、あとは妄想です。
丸は、月夜がテーマということで照明で月を表現していたものです。
猫もテルミンやってて、鳥が「私もやりたいー」って言ってるところだそうです。
私は、後で「なぜテルミンをやろうと思ったか」と「私はあるバンドでテルミンが使われてこの楽器を知ったけど、ちゃんとしたテルミン奏者から見るとああいう使い方はどう思うか」を聞こうと思っていたのですが、質問コーナーはありませんでした(笑)