ラスト[New World -beginning-]です。
アルバムの方がウネウネしてますね。
そのせいか、ウワモノの音が大きく聞こえます。
それと対照的にリズム隊がくっきりしてますね。
断然、「小さな世界」からの一連が好きです。
このおかげで、他のサビ部分も好きになったぐらい。
「世界」って、一般的な「世界的に」とかに使われる方じゃなくて、限定的な「世界観」とかに使われる方だと思います。
なので、「君」の中の世界ってことかと。
小さくて、悲しくて、夢見ていて、可笑しくて、まばゆくて。
一人ひとりが、そういう世界を持っているってことかな。
その世界の中には、状況とか感情とか夢とか思想とか好みとかも含まれてるって解釈です。
もしかして絶望とかも含まれてるかも。その方がいいな。
あとは、孤独のイメージ。
「誰もひとりね」ってありますが、個人的な世界を持つ一人ひとりを星屑に例えてるんですよね。
で、それを「綺麗ね」って。
「君は流星」「無限の闇 君は切り裂く」とあるように、自分の世界を持った「君」(っていうか私たち)が、現実的にも精神的にも進んでいく。生きていく。ってことなんじゃないかな~と思います。
生まれてから、家族や友人などと関わることはあるけど結局は個人というか、他人に侵食されない自分の世界をそれぞれ持っていて、死ぬ時までそれを持っていくっていう感じの解釈です。
なので、全っ然そんなこと歌詞の中には出てこないけど、自分のことを認めて強く生きていこう的な、メッセージみたいのを勝手に感じてます。
もしこれが正解だったら、とても美しい言葉でキレイにまとまっちゃってるから、回りくどくてわかりにくいけど(^_^;)
でもまぁ、当たらずとも遠からずというか、だいたいこんな感じの歌詞ですよね、きっと。
あ、もしこれが「自分のことを認めて強く生きていこう!」ってそのまんまの言葉だったら、絶対嫌なんですけどね(笑)
メッセージソング的な感じじゃないから好き。
そして、私の解釈が合ってたら、そんなメッセージをわかりにくく伝えてくるあっちゃんがもうホント大好き。
普段は、全然ファンの気持ちなんて考えてないよ的な感じなのにさ。 ←そういうつもりじゃないと思うけどw
…歌詞のなんとなくのイメージを言葉にしたら、長くなってしまった(^_^;)
曲は、浮遊感のある音がずーっと入ってて、それがキラキラ感を出してるのかな。
歌メロも高めだし。
あとはギターがね。今井さんの方も単音でメロディ弾いてるもんね。
でも、今井のギターなのか横ちゃんのアレンジなのかわからない音もあります。
サビはこのメロディにしてはキラキラ感がなくなって、バンドっぽさが出ますね。
でもこの安定したタムの連続とか、ロックなバンドっぽさじゃないですね。
BUCK-TICKっぽい。
間奏好きだわ~。
ドラムンベースみたいなのが目立つところ。
かっこいいし、今井らしい。
「夜空に」からギターが入って、「小さな世界」から高い音が入って、その一連とてもキレイですよね。
あっちゃんの歌い方も、力抜いた感じがとても良いです。ちょい裏声っぽくて。
「笑う」で、一瞬静かな雰囲気になるのも好き。
最後のサビ部分がバーンって入るのに効果的だし。
アレンジは…シングルの方がシンプルで好きかな。
シングルの方がフツーというか、アルバムの方が味がありますけどね。
さて、これでアルバムの曲全部の感想を書いたのですが、実際は全然ちゃんと聴けてません(^_^;)
だいたい曲は覚えたけど、歌詞がね…(^_^;)
覚えてないし、意味も調べてないし、「これこういう曲なのかも」って自分なりに納得したのは今書いた[New World]ぐらいで…あとはイメージのみです。
そんな中、明日奈良だけど…まぁいっか。いつものことっちゃいつものことだわ(^_^;)
このアルバムは、初聴きから「好きだな~」って思ったのですが、それってBUCK-TICKらしいって感じたからかなと思いました。
いろんな人がいろんな手を加えてるけど、かえってそれがBUCK-TICKらしさを強調してるというか。
例えば、BUCK-TICKにありえないアレンジだったら「でもやっぱメロディは今井っぽいよね」って思ったり、ボーカル違う人が歌ったら「あっちゃんじゃなくてもやっぱりサウンドはBUCK-TICKだよね」って思ったりしますよね。
その法則なんじゃないかな?と思うのですが。
BUCK-TICKっぽくない要素が入ってることで、BUCK-TICKらしい部分が際立つっていう。
まぁ、今となってはもう何回も聴いちゃってて馴染んでるから、どの要素がBUCK-TICKっぽくないのかわからないけど(笑)
全部すでにBUCK-TICKらしい(笑)
もしよかったら、応援よろしくお願いしますm(__)m