9曲目、[FUTURE SONG -未来が通る-]です。
「未来が通る」なんて、タイトルからして言葉の使い方に注目しちゃいますね。
今井・櫻井作詞ってことで…今井が前に書いてあることから、全体的に今井主体って感じですね。
そこにあっちゃんが組み込まれてるって感じ。
共同作詞といっても、これは[TANGO]系ですね。
二人別々でパートごとに書いてるっていう。
今井部分がゴシック体、櫻井部分が明朝体で書いてありますが…そうじゃなくてもわかりますよねw
ヒデの入りが『惡の華』時代を彷彿させますw
「うっ」「はっ」が印象的な前奏。
今井部分は…まぁまったく意味もわからず、単語も調べてはいないのですが、もう言いたいことはきっと「そこのけ そこのけ 未来が通る」でしょうね。
音人であっちゃんが言ってたの、ここのことですよね。
そっか、今井ボーカル部分だったんですね。
勘違いしてたわ。音人読んだ時は、あっちゃんが今井作詞部分を代弁するように歌ってるのかと思ってました。
この合間に入るギター音も今井っぽいというか…こういうのだとうるさく聞こえないのよね~。
「ボニータ」であっちゃん声登場~(*^_^*)
コーラスというか重ねてあるのが男性的な声で、「アモーレ」の方は女性的な声ですね。
女性的な方も、あっちゃんかな。ぽいな。
櫻井部分の「ボニータ」とかが…なんでこれはカタカナ表記なんだろ?
例えば[美NEO]とか[BOY]とかは英語じゃん?
なんで「おまえ」だの「あなた」だの変わるんだろ?
こういうことけっこうありますよね。呼び方が変わるの。
絶対ノリじゃなくて吟味してると思うので、その違いが気になります。
あ、ここの「おまえ」「あなた」は二人で呼び合ってるってことなのね、きっと。
サビは二人で歌ってますよね。
キッチリとメロディ追ってるのはあっちゃんメインだけど、今井もコーラスってより一緒にって感じで。
てか、今井の方だけきつめのエフェクトかかってるから、よけいブレた感じがしますね。
「お前は誰だ」とか…一生懸命歌ってるのが想像できて…かわいいw
「オマエワダレダ」って後ろに入ってますね。(しかしなんで「ワ」なのだろう?)
それにしても、この部分は絶対今井ボーカルだよね。
「ラップ的なリズムはあの人にはない」だもんねw
やっぱ女性声ぽいのあっちゃんじゃないのかも。あっちゃんにしては高すぎるよね。
続いて、[曼珠沙華 manjusaka]。
キレイな音からのスタート。
前曲からガラリと変わる雰囲気。
今ちょうど彼岸花の時期だからか、後にアルバムを思い出す時にこの曲とともにこの曲の色で思い出しそうな予感がします。
もうね、AメロもBメロもサビメロも…全部泣きというか、キュンキュンです(^_^;)
イメージとしては、死者を想う歌詞かな…。
まぁ、曼珠沙華からして、元々そういうイメージだし。
「ただ一目だけでいいよ」とか「眠りの中だけでいいよ」の優しいニュアンスも、あっちゃんらしさの一つだなぁ。
「病める者の夢の夢さ」とか「忘れてしまえばいいから全部」とか、なのに「会いにゆくよ」とか…(T_T)
このAメロなんて、曲聴かずに歌詞だけ見てても泣けちゃうわ…(^_^;)
今度は詩的な歌詞。
ちょい不気味な。
「微かに微笑んでるみたい」の歌い方、「雨音にまぎれ」の上がってく音階…キュンときます(>_<)
で、そこから入るサビが「どうって事ないさ」って…。切なすぎ(T_T)
昔だったら、「悲しいよう」「苦しいよう」みたいな内容だったと思うのですが(あ、「う」は付いてないけどねw)、今はあまりそういう感情を前面に出さないですよね。
間奏でベースが目立つの好き~。
ギターがヒデ曲にしてはギターソロです!って感じでもないのも好き(笑)
「まぎれ」の「れ」が掠れるところとか、たまらんのですけど。
でも、「どうって事ないさ」ってのも、めっちゃありますよね~櫻井歌詞に。
自分に言い聞かせる的な。
なので「大丈夫」とかも、全然…例えば今井作詞の「大丈夫」の使い方と違って、逆に心配しちゃう「大丈夫」ですよね。
ラストの方では声張り上げて「大丈夫きっと」って歌ってますが…。
そこから「今あなたに会いにゆくよ」にかけてのベースが目立つのも、間奏と同じに好きです。
その「今あなたに~彼岸花」にウイスパーで被せてあって、そっちが残るのがまた良いですね。
「どうって事ないさ」部分も囁くような声が入ってますが。
それにしても、あっちゃんってこういう歌詞を書くとキレイだなぁと思います。
あと、本当にロマンチストだなぁと思います。
今井もね。方向は違うけど。
もしよかったら、応援よろしくお願いしますm(__)m