あっちゃんのオススメの小説「パンドラの選択」を読みました。
パラパラっと見た時は、どうやらロシアが舞台のようで、登場人物がカタカナの名前ばかりだったので、げ~読みにくそう…と思いました(^_^;)
カタカナの名前、覚えられなくて苦手なんです(^_^;)
なんだか、内容も難しそうだし。
でも読みだすとスラスラと読めちゃいました。
たぶん、10年前に読んだら、ハラハラドキドキものというか、どうなるんだろう?だけで読めたかな、と思います。
でもあの震災後である今、読みながら暗澹たる気持ちも湧いてくるというか、考えさせられるセリフなどもありました。
逆に、コレが震災前に書かれたものだってことが不思議な感じです。
だって、「核分裂は、まだ我々、人類の知恵がコントロールし得る範疇にないテクノロジーなのだ。」とか「世界中どこの原子力発電所でも、核分裂をコントロールしているところなど無い。みんな、ただ、暗中模索の状態で、この高エネルギーを掌中で利用しようとしているだけだというのが、実情です。」なんてセリフは、原発が世論から安全神話で守られている時代に書かれたとは思えない感じがします。
といっても、ストーリー自体はスリリングで、映画も合いそうだなと思いました。
それにしても、読みながら…この文章をあっちゃんも一人で黙々と読んだんだろうな~と思うと、なんだか嬉しいというか、なんてことない文章でも味わい深いような気分になります(^_^;)
あ、関係ないけど、今日夫もスイカバー食べてました。
「ゆうたも食べたんだって~」と言うと、嬉しそうでした。
私としては、冷蔵庫に本物のスイカ半玉分がどーんと場所取ってるので、そっち食べてよって感じでしたが(^_^;)
もしよかったら、応援よろしくお願いしますm(__)m