今日も『或アナ』感想の続き、形而上 流星-metaform- [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿]です。
最初のところは、シングルと同じですね。
ドラムが入ってないから、だんだん近づいてくる雰囲気が強くなってます。
こうやって、先にドラムとかが入ってるのを聴いてから、ないバージョンを聴くと、いかにリズム隊に支えられてるのかわかりますね。
初めからないんだったら気にならないけど、あるのがないと、フワフワした感じに聞こえます。
あっちゃんの声も、なんとなーく入る感じ。
なんだろう…この、ギターとボーカルだけなのに[JUPITER]とか[世界は~]とかみたいな雰囲気とは全然違って…物悲しいですね。
キレイなメロディでも、こうも違うんだなぁ。
サビも、ドラム&ベースがないだけかなぁ?
すごく流れるような感じがするんだけど。
あ、2番になって安心する…(^_^;)
でもこの曲はもしかしたらリズム隊なしの方が本来狙ってる雰囲気なのかも…って思いました。
力強さは…いらないのかも。
といっても、「夢を見た」後はドラムがないと締まらないですけどね。
この間奏部分、なんとなく[BRAN-NEW~]の電子ドラムを思い出しました。
「最後にもう一度」の「もう」の儚さがたまらん。
そして「胸を裂く~」の「むね」が鼻声っぽいのがまたたまらん(笑)
「夢を見た」が、ライブの映像を思い出します。
べつにそういうつもりはないんでしょうけど、直線とか機械的な動きの映像と、特にサビに強く出る熱さの、温度差というか、無機質なものと肉感的なもののバランスというか…そういうのを今更感じました。
聴いた当初はムダに思えた「ラララ…」で、なんか泣けるというか(笑)
なんでかわかんないんだけど、じーっと聴いてると、ここでブワッと来ちゃうんだよね(^_^;)
抑えてたのが解放される感じ。
歌詞は、インタビューの説明とか読んでも、さっぱり意味がわかりません(^_^;)
でもAメロはあの世というか、現実世界とは別の世界のイメージ。
で、Bメロはこの世界。
でサビメロ部分が、交錯してるというか、繋がってる部分というか、別世界へ行くイメージです。
そう思うと…あっちゃんはいつの間にか、生を否定するんじゃなくて死を肯定するようになったのかなぁと思いました。
わかんないけど。
またライブでじっくり聴きたいです。