今日はアルバム感想の続き、世界は闇で満ちている [作詞:今井寿 / 作曲:今井寿]です。

ちょっと風の音っぽいのが最初に入ってるんですね。
そして、ギター始まり。
今はもう違和感ないけど、このギターからしてもうビックリでした。
どこが?って聞かれてると困るけど、BUCK-TICKじゃないみたい!って思いました。
たしかラジオで聞いたのが初めてだったんだけど、「なになになに????」って思いました(^_^;)
 
ピアノが入って、あっちゃんの優しい歌声。
あっちゃんがこんな歌声で耳元で歌ってくれたら…と思いながら聴いてたら、それはちょっと変だってことに気付きました(^_^;)
やっぱ優しい歌声だけど鼻歌みたいのじゃないもんね。
きちんと歌ってるから。
 
「飛べばいい」のビブラートが、バラード調に合ってます。
歌詞見ながら改めて聴いてて、「ソラ」って発音に「宇宙」って当ててあることに気付きました。
よくわからないけど、大切な人が死んじゃった設定も含んでる???
 
サビは、裏声をキレイに使ってますね~。
ハッキリ「ここは裏声!」って決めたんですね。
今井の曲でこんなに大っぴらにピアノ入れてるのって、初めてですよね?
当たり前かもしれないけど、[Message]思い出しました。
「ハレルヤ」ですべてを語ってる感じがします。
今井って、安易に「涙」って言葉を出さないんですよね。
「こぼれそう 指先拭う」って歌詞を見て、[BOLERO]の「笑っても 笑っても あふれてく」を思い出しました。
 
そして「世界は闇で満ちている 君が輝くために」この一文がメインですよね。
これを2番に持ってくるところがまた、ニクイね。
てか、前半のみをタイトルに持ってくるところが、ニクイね。
鳥肌が立つぐらい、良い表現だと思います。
前も書いたような気がするけど、[キミガシン..ダラ]の「例えば君が死んだなら星になれ 例えば僕が死んだなら闇になれ」も、私こういうイメージでした。
僕は闇になって君を輝かせるよ、的な。
これは櫻井作詞ですけど。
ここは前半の低いコーラス好き。
あんまり合ってないような気もするけど。
 
「でも世界は何も変わらないだろう」の「でも」って、もし君が輝いたとしても、ってこと?
 
「ハレルヤ」の裏声から戻る瞬間が好き♪
 
「ほら新しい光」から、声に珍しいエフェクトがかかってますね。
いつも今井の声はエフェクター越しだけどw
この「新しい光」って表現から、お子さんへのメッセージソングのイメージだったんですよね~。
でも聴いてるうちに、それだけじゃないだろうな、と。
もっとたくさんの人というか、ファンっつーか聴いてくれる人みんなというか、これを聴く人の中で特に闇に迷ってるような人…に対してかなぁと思いました。
ドラムさえ優しい感じです。
「月の涙」「太陽の花」は意味がわかりません(^_^;)
 
「君を見失わぬように」から盛り上がるよ~って感じですね。
そしたら「流れ星」はスカーンとしてて「覆う」でいきなり音が入りますよね。
これ、何回聴いても鳥肌立つ(^_^;)
「強く」から一度スカーンとするところが、ミソですね。
 
「流れ星」と「流れ出し」と、語感をそろえてるんだな…。
でもここは「こぼれそう」だったのが「流れ出し」になり、「指先拭う」程度だったのが「両手で掬う」になって対比させてるんですね。
あ、ここ「花束 咲いた」だったんだ。
私、「晴れたら 咲いたら」だと思ってた(^_^;)
ラストは裏声使わず、張り上げるように歌ってます。
 
これ、最後までピアノ音が入ってるのも、最初は驚きました。
前半だけならなんかありそうだけど。