1年前ぐらいだったと思いますが、図書館の読み聞かせに娘を連れて行った時のこと。
すんごくつまんなくてよく意味のわからないキュウリの絵本を読み聞かせてくれた人がいました。
しかも、すんごく読むのが下手で…(^_^;)
でも、すんごく一生懸命読んでました。
読み終わった後に、その人が
「…なん…でしょうねぇ…」
と呟いていたのも衝撃的でした(笑)
その読み聞かせには何度か行っていて、毎回いろんな人が読み聞かせをしているのですが、その人を見たのは1回だけでした。
毎回いる人もいるし、1回だけの人もいます。
彼女は1回だけしか見てませんでしたが、下手さと一生懸命さと絵本のチョイスが印象に残っていたので、覚えていました。
今年度に入り、よく行く児童館のスタッフに、時々その人を見かけるようになりました。
初めはわからなかったのですが、数回見かけて「どこかで見たことがある…」と思い、ある時「あの人だ!」と気付いた感じです。
向こうは、当然気付いてないようでした。
曜日によって勤務が違うらしく、毎回いるわけじゃないのですが、週に2回ぐらいはその児童館へ行くので、ちょくちょく顔を合わせていて、彼女も娘を「あおいちゃん」と名前で呼んでくれるぐらいになりました。
私は「キュウリの絵本の人ですよね?」と確認するつもりもなく、ただ児童館のスタッフの一人として接していました。
心の中では「なぜあの本を読み聞かせに選んだのか」と聞きたいところでしたが、きっと彼女もあの本のことを忘れてると思ったし。
先月のある土曜日、父がその児童館へ用事があると言い、夫がいなくて私も掃除をしようとしていたところで娘が退屈だろうと、
「散歩がてら連れてってもいい?」
と聞くので、遊びに連れていってもらいました。
父は去年までの仕事で児童館などと深く関わっていて、今年度からは直接は関係ないものの、時々用事があって顔を出すようです。
帰ってきた父が
「Yさんは今年度からそこの児童館になったんだね」
と言うので、
「Yさん?」
と聞くと、父と去年まで仕事でよく関わってたとのこと。
キュウリの絵本の彼女のことだったのですが、その時点では私は名前がわからず…。
次の月曜日に児童館へ行った時に、キュウリの彼女から
「あおいちゃんって、Iさん(私の親の苗字)のお孫さんだったんですね~!」
と言われました。
そこで、キュウリの彼女が父と知り合いだったことがわかりました。
その時は、「どこで繋がってるかわからないな~」と思いながらも、父といろんな児童館のスタッフは繋がってても不思議ではないので、特別なこととは思いませんでした。
この2年半、娘を児童館に連れていくと、こういうことよくあるので。
そして、この間の日曜日、その児童館のお祭りがありました。
私はエアロビと親子体操のサークルい入っているので、お祭りのスタッフとして参加しました。
食べ物やゲームもあるので、夫が娘を連れて遊びに来ました。
ちょうど私の仕事が終わって交代したところで、夫&娘と合流しました。
「ゲームとか、やった?」
「うん、今ちょうど全部やってきたところ」
などと話ながら歩き出そうとすると、キュウリの彼女(もちろんスタッフとして参加)に会いました。
顔を知られてるのがわかってるので
「こんにちは~」
と言って通り過ぎようとしたところ、そのキュウリの彼女が
「え!?」
と驚き、立ち止まりました。
夫も
「あ、Yさん」
とキュウリの彼女の名前を呼んで、立ち止まりました。
「んん?」
と私。
キュウリの彼女が、夫を見て
「え、あおいちゃんの…パパ!?」
とビックリしています。
夫が
「ほら、バドミントンで俺と組んだ…Yさん」
と私に説明をしました。
なんと、キュウリの彼女、私が妊娠して出れなくなったバドミントンの試合で、私の代わりに夫と組んでくれた人だったんです!
ビックリ!!!
私はキュウリの読み聞かせの前に、バドミントンの試合で彼女を見ているハズです。
お互い、覚えてなかったけど。
だからキュウリの時もスッと顔を覚えれたのかもしれません。
ちなみに、バドミントンも下手で、だから夫と組んでくれたんです(笑)
そして、ついでですが、彼女は夫の旧姓と同じ苗字です。(読み方は微妙に違いますが。たとえば「幸田さん」を「こうたさん」「こうださん」のような感じで)
だからバドミントンの時も一部では夫婦だと思われていました。
すごく珍しい苗字ではないけど、私は夫と彼女しかその苗字の人を知りません。
なんか、彼女とはすげー縁があるような気がしました(笑)