土曜日に、祖父の三回忌の法事がありました。
お寺から食事の場所へ車で移動する時に、道案内のために場所を知ってる人はバラバラに乗りました。
私は叔母の車へ従妹夫婦と叔父と一緒に乗り、ウチの車には私の代わりに叔母が乗りました。
店に着いて、駐車場が満車だったので、運転者たちが遠くへ置きに行きました。
その間、叔母が私のところへ来て、
「CUBEちゃんって、良い妻なんだね~!」
といきなり言いました。
「え!?なに?なんで??」
と聞くと、
「いつも尻に敷いてるのかと思ってたのに、旦那さんから褒め言葉しか出てこなかったよ」
とのこと。
どうやら「どうして結婚したの?」から聞いたらしく、夫は、自分と違う意見でも家に帰って考えると納得できるようなことを言う…というようなことを言ったそうです。
いつも冷静で落ち着いてるところがいいんだそうです(笑)
叔母は
「ちょっと恐いみたいなことを聞きだそうと思ったのに、全然そうじゃないんだね~。ごちそうさまって感じだったわ~」
と…。
やっぱり、そう見られてるのね…(^_^;)
だいたい「恐い」と思われがちです(^_^;)
「今更だけど、どうしたらそんな良い妻になれるのか教えてほしいわ~」
と言われましたが、当然、言われるほど良い妻ではありません(笑)
てか、べつに良い妻ではありません、きっと(笑)
だって、私の方の親戚の人に「どう?」って聞かれて、なかなか私のことを悪くは言えないですよね(^_^;)
それよりも、私のことをスッと褒められる夫のほうがすごいと思いますけど(^_^;)
帰ってからも、そのことは夫に触れずにいたのですが、夫が自分を褒めていたと思うと、普段より少しだけ優しくできました(笑)
夜、ふと夫が
「そういえば、叔母さんがCUBEさんのことダンスが上手いって褒めてたよ」
と言ってきました。
叔母は私がまだステージに立ってた頃、ウチの劇団を見に来たことがあるのです。
その頃私はまだ高校1年生で、大勢のダンサーの一人でした。
叔母と従妹はそれに感動したらしく、自分たちもエアロビや社交ダンスを始めたそうです。
そのエピソードを、未だによく話してくれるので、夫にもそのことを話したのでしょう。
得意だと言ってもべつにダンスで生計を立ててるわけでもないし、夫が言うように良い妻でもないのに、あの車内で私のことを二人して褒めていたのかと思うと、なんだか面映ゆい気分でした。
ホントは超ダラけた性格で、家事も嫌いな私なのが、申し訳ないです(^_^;)
私は友人から夫の愚痴を聞くことが多く、それで友人がスッキリするなら…と思っていましたが、愚痴を聞くよりも褒められた方が夫婦って上手くいくのかも?と思いました。
友人の旦那さんに会った時には、旦那さんから友人を褒めるエピソードを入手しておこうと思いました。
そして、友人から聞く旦那さんの愚痴の中にも良い面を見付けられるので、それを「褒めてたよ」とか「感謝してると思うよ」と伝えようと思います。
やっぱ良好な関係は感謝ありきだなぁと思いました。
いい夫婦を前に(笑)
ちなみに、私はケータイのメモ機能に「夫の好きなところ」をメモってあります。
夫に対してムカついた時に読むためです(笑)