このブログで、あんまりハッキリとBUCK-TICK以外のミュージシャンについて書いたことはないと思います。
まぁ、「好きだ」と名前を出したのは、NINとかマンソンとかMINISTRYとか、そのぐらいでしょうか?
あの、他にもいろいろ好きなミュージシャンはいます。
でも娘が生まれてからはほとんど聴いていません。
だって、BUCK-TICKでさえ、ほとんど聴いてないぐらいです。
聴こうとすると、娘が「○○がいい!」と、子ども向けCDに変えるように要求してきます。
なので、どんなミュージシャンが好きなのかとか、どーでもいいというか、どうせ聴けてないので好きでも嫌いでもないのと同じです。
昔好きだったけど今は別に…というミュージシャンも、もちろんいます。
バンドも。
それらも、今となっては好きでも嫌いでもなく、本当に昔好きだったのかと自分を疑うぐらい、興味がないです。
ライブに行ったりもしたのになぁ…。
バンドじゃなく個人で出演した時も行くぐらい好きだったバンドもあったのに…。
自分でもビックリするぐらい、興味がないです。
買った音楽雑誌に載ってても、気が向かなきゃ読まないし。
ここが嫌い!という理由があるわけでもなく、毛嫌いしてるつもりはないけど、興味ないんです。
私、たぶん、
「私はBUCK-TICKだけが好き」
と、自分を型に嵌めるというか、押し込めるというか、自分で自分に思い込ませてるんだと思います。
そうと気づかなかったぐらい、頑なに。
理由は、わかってます。
逃げてるんです。BUCK-TICK以外のミュージシャンを好きになることから。
ステキな音楽がたーくさんあることは知ってるのに、それらを聴こうとしません。
好きになりたくないんです。
好きになって、また解散とかしたらイヤだなぁ…とか、そういう理由です。
あれと同じです、「いずれ彼と別れる時がくるかもしれないなら、最初から付き合いたくない」みたいなのと同じ。
変ですよね?そんなのわかんないのにさ。
別れる時がくるかもしれないけど、こないかもしれないじゃん。
そんなん気にしてたら、なんもできんじゃん。
…わかってるんです。
もしこれが他人なら、私もそう思います。
普通、「もう恋愛なんかしたくない」と思うのは、失恋直後か、恋愛に飽き飽きした時ぐらいですよね。
私はたぶん、音楽に対して(特にバンドに対して)、失恋直後と同じ感じなんだと思います。
たいていはそれを乗り越えてまた恋愛するようになると思うのですが、そこが乗り越えられないんですよね…(^_^;)
大きすぎるんです…。
というか、逆にみんなはどうやって乗り越えたの?って感じです。
実はさっきから、名前を出そうとしてますが、できません。
何度もコレを打つ手が止まってしまって、自分がなにを書きたいのか、よくわからなくなってます(笑)
好きなミュージシャンがいて、バンドをやっていました。
バンドは解散してしまいました。
そして、なんというか、
今、そのバンドは彼のギターを、彼じゃない人が弾いています。
そう書くと語弊があるのかな…。
別のバンドのギタリストが掛け持ちして、彼のパートも弾いています。
もちろん、今の彼らを見ることはできません。
私には、無理です。
受け入れられないとかそういう次元じゃなくて、そういうニュースからも目を背けたいです。
だって、信じられないかもしれませんが、私、今もう涙が目に溜まってるんです(^_^;)
乗り越えるどころか、気持ちがすぐにあの日と同じ場所に行ってしまいます。
悲しいというか、悔しいというか、やるせないというか…絶望的というか。
自分を叱咤する気持ちもあります。
こんなんバカみたいというか、少なくとも彼は望んでないし、彼のメッセージは逆のことを伝えてました。
でも、ダメなんです。
こんなんでごめんなさいって、彼や彼のファンに謝りたいぐらい、ダメダメです。
彼の曲が頭の中を流れるのも正直イヤだし、どこかで流れてると涙してしまいます。
特に、GWやクリスマスの付近は、本当に気が滅入ることが多いです。
彼の名前を見る機会が多いので。
いつも、心構えなんてありません。
突然目にします。
名前も、写真も。
そうじゃなくても、彼の作ったメロディ、歌詞、タイトル…いろんなところにあります。
ふと歌を思い出してしまうこともあります。
彼の曲のタイトルを付けたカクテルの写真を見た時は、その曲が頭の中を流れました。
簡単に、思い出せます。
それぐらい好きで、よく聴いてたから。
でも、だいぶ引きずらないようにはなってきました。
以前は、一度思い出したらかなり沈んでいたのですが、今はそうでもないです。
といっても、自分から積極的に彼の曲を聴くとか、まだ絶対にムリですけど。
だから、氣志團万博、行けなくてよかったな…なんて思ってしまいました。
メンバーが書かれてるのをボンヤリ眺めながら、涙が出そうです。
もし、これが15年以上前だったら…きっと私は張り切って行ってただろうなぁ…。
なんて、考えてもしかたないですけど。
ホント、夢みたいなメンツですね。
私もいつか、乗り越えられる日が来るのかな…。