普段、娘に対して、なるべく嘘をつかないように気を付けています。
嘘と言うと大げさですが、例えば、出かけていてなかなか帰ろうとしない娘に
「もう置いて帰るよ」
と言ったりするのもその一つ。
だって、置き去りにするつもりなんてないから。
嘘ってほどの嘘じゃないけど、こういうこともあまり言いません。
あとは
「鬼が来るよ」
とか。
まぁ、まだ娘は鬼やら幽霊やらの概念はないので脅しにならないってのもありますが…。
「○○に怒られるよ」
みたいな言い方も、同じようなもんですよね。
これも、あまり言いません。
だって、私が知ってる限りでは、鬼、来ないし。
あとは、いつまでもフルーツなどをほしがる娘に
「もうないよ」
というのも。
隠してるだけで、あるから。
これはつい言っちゃうことありますけど、嘘ついちゃったな…と思います。
こんな感じで、なるべく嘘をつかないように心掛けているのですが、昨日、娘が私に聞いてきました。
「おっかぁ、アンパンマン、だぁい好き?」
って。
「…」
好きじゃないです、べつに。
好きでも嫌いでもないというか、興味ないです。
「おっかぁも、アンパンマン、だ~い好き?」
大好きじゃないです。
嘘をつかない答えは「いいえ」です。
でも…このキラキラした目…「うん、大好きだよ」と言ってほしそうな目…。
「ん~…どうだろうね」
こんな呟きに満足するはずもなく、もう一度
「アンパンマン、だぁ~い好き?」
と聞いてくる娘…。
せめて「好き?」って聞いてよ…。決して「大好き」ではないんだよ…(-_-;)
「…いや、うん…えっと…それなり、かな」
と答えてしまいました(^_^;)
「しょえない?」(それなり?と言ってるのかと…)
「うん、それなり。大好きではない。けど、愛生さんが大好きだから、まぁあってもいい」
「…」
「…それなり」
「…愛生しゃん、アンパンマン、だぁ~い好き!」
娘よ、ごめん…気の利いた言い回しができなくて…(-_-;)
でも、なるべく嘘をつかないって、きっとこの先どんどん難しくなっていくんだろうなぁ…。
だって、そのうち
「あっちゃんと、おっとぉと、愛生しゃん、誰が好き?」
とか聞いてきたりしそうだし(笑)
「み~んな好きだよ♪」
の答えは通じないし(-_-;)
「あっちゃんは、今井しゃん、好きなの?」
とか聞いてきそうだし(笑)
「…うん」
と答えるしかないけどね(笑)