先日、ずーっと夫が間違って覚えてるのかと思ってた言葉が方言だったってことを知りました。
たとえば、夫は「くっつく」のことを「ふっつく」と言います。
いい加減に覚えてるから間違えるんだよ…と思ってました。
が、「ふっつく」って方言だったんです。
北海道弁を調べる機会があって見てみたら、方言の一覧に入ってました。
他にも、夫が間違ってたんじゃなくて、北海道の人はみんなそう言うのか!?って言葉がたくさんありました。
夫よりは私の方が国語が得意のような気がするので、間違えてるところは訂正したいのですが、説明するのが下手というか…
「だから、それは自動詞でしょ。そうじゃなくてこの場合は他動詞だから…」
とか言うと、夫は
「タドウシ???」
ってなります。
「それだと五段活用になっちゃうじゃん。この単語は下二段活用するんだから…」
とかも、とうぜん夫は
「ゴダン???」
ってなります(笑)
たとえば、「舐める」って動詞ありますよね。
夫は
「そのスプーンは舐めってないよ」
とか言うんです。
「舐めってないよ」じゃなくて「舐めてないよ」でしょ!?って思うんです。
でも「五段活用」だのなんだのって言っても夫にはわからないので
「『舐める』ってのは、『食べる』と同じ活用法なの。今あなたは『しゃべる』と同じ活用してるからおかしいの」
と説明します。
が、やっぱりそんなこと言ったって直りません。
でも、そういう「違うだろ!」って思ってたことの多くが、実は方言だったんです。
「なまら」とかだったらいいけど、そんな方言、わかりにくい!
たとえば夫が
「愛生さんが抱っこすれって言ってくる~」
と言うと、
「抱っこすれ、じゃなくて、抱っこしろ、でしょ」
って思ってました。
でもこれも方言でした。
「熟す」(じゅくす)のことを「じゅくれる」と言うけど…これも方言なのかも。
「熟す」と「熟れる」を勘違いしてるんだと思ってたけど、もしかして方言なのかも。
方言だったら正解不正解はないし、もう面倒でいちいち言わないことの方が多いですけど、「違うよなぁ~」って思いながら聞いてることも多々あります。
あ、ちなみに、私はこうやって自分の心の声を垂れ流すように書いていますが、その最中も「この文章、違うよなぁ~」って思ったり「文がねじれてるなぁ~」と思ったりしてますが、面倒なので直しません(笑)
ほら、↑の文章も、おかしいでしょ(^_^;)
「○○ですが、△△ですが、」ってなってるので、もし校正に出したら直されるところです(笑)
しかし、方言って、他の地域で使わない言葉だったらわかりやすいけど、他の地域と違う使い方をする言葉ってわかりにくいですよね~
このへんだと「机つる」とか「鍵かう」とか、まぎらわしいですよね。
「こわい」は三河の方では「恐怖を感じる」という意味の他に「硬い」って意味もあるのですが、夫の実家の方では「だるい」みたいな意味もあるようですし。
ママ友の中には
「もう子どもが私たちの話す言葉を真似するようになっちゃってるから、方言でしゃべらないように気を付けなきゃ」
と言う人がいますが、私はむしろ方言をしゃべってほしいです。
私と夫のように、まぎらわしいわ!ってこともあるかもしれませんが、やっぱり方言の方がおもしろいし。
私なんか、
「おみゃーさん、どえりゃ~なまっとるがね」
とか言いたいぐらいです(笑)
娘にもそう言わせたいぐらいです(笑)