昨日、やっと全部読みました!
てことで、ラストはGIGSのインタビュー抜粋です。
 
 
最初の、『悪の華』のやつで、どこをどっちが弾くかの質問に
「早い者勝ちです」
って答えてる…()
あ、この時すでに「たまたまそういう音が出たから」で採用したりしてるんですね。
 
ちょ…そして1990年の今井インタビューで「練習してない」的なこと言って…
「んー。コピーによって、テクニックを含めてコード進行とかいろんなものを吸収しますけど、今井さんはどこらへんから得たのですか?」
って聞かれてる!()
「んー」だって()
ここらへんのやり取り、「納得いかないんですけど…」的な雰囲気をひしひしと感じます()
てか、この回のインタビューは全体的にちょっとバカにされてる感じがします()
バカにされてると言うと、言葉悪いけど(^_^;
 
次の、『狂った太陽』では、「なぜ、ああいう音を入れてしまうんですか?」って聞かれてるし()
そしてヒデも変だって言われてるし()
でもヒデは「ま、どうなんでしょうね」で終わらせてるし()
 
そして『darker~』での「“ロックっぽい”」っていうのは、この時期だったらわかるな~って気がします。
今だと、さらにその後にもっとロックっぽいのが出てるから。
でもそれまでのアルバムと比べると、断然バンドっぽいアルバムですよね。
てか、「まずメンバーに“カッコイイ”って言われないと、ちょっとムッとしちゃうから」って(^_^;
わ!でもこの時期にソロについて「5人同時リリースとか面白そうですけどね」って言ってる!
実際は、ヒデだけ遅れをとったけど()
そして「疲れるギターは全部ヒデにまかせてるんで」って言い切ってる!
自分は「楽でおいしいフレーズ」だって(^_^;
 
『S/N』のは、「何を聴いてた?何を聴いてる?」みたいな質問が多いですね。
てか、こうやってよくインタビューで聞かれてますが、あんまり聴いてる音楽とBUCK-TICKの曲って近くないですよね。
どの時期も。
まぁ、今井はちょっと要素取り入れたり…って感じだけど。
私、グレッチのニセアコギみたいな音、わりと好きです()
もちろんギター雑誌なので私ほとんど機材の名前とか見てもわからないのですが、中には音響の仕事でも使うようなのもあって…そういうのがあると、嬉しいですね。
でも…それ説明書が全部英語だったりして、英語サッパリな私は苦労したのですが、今井さん使いこなせてたんだろうか(^_^;
しかも、なんとなくな雰囲気で訳しながら読んでみると
「前の型式のものは、ここでボタンを押しながらダイヤルを回さなきゃいけなかったのが、テンキー入力ができるように改造された」
みたいな、前型との違いばっかり説明してやがるの!
なんだこの説明書!ふざけんな!!って思った覚えがあります(^_^;
 
次はシングルですね、[キャンディ]
てか、[チョコレート]がシンプルって…()
あ~この頃「初期に戻った」ってよく言われてましたよね。
でも今、その後の流れを考えると…べつに『COSMOS』って初期的じゃないですよね。
『COSMOS』までの流れを考えると、そう思ってもしかたないでしょうけど。
 
あ、『COSMOS』については次か。
「エフェクターを何個かつないでみたり」だって(^_^;
無限だな…。
アルバムの[キャンディ]に対して、「あそこまでやらないと気が済まないんですか?」だって()
でも私、あの耳を塞ぎたくなるようなところが好きなんだけど(^_^;
ヒデの、どのギターを使ってるか、みたいな話で…これも何度も何度もそういう答えばかりなんだけど「曲の求めるもの」みたいに答えてて、改めて、ギターに対してのこだわりっていうか「俺はこのギターじゃなきゃ!」みたいなのってないんだなぁって思いました。
ヒデだけじゃなくて今井もそうだし、楽器を変えることができないあっちゃんだって、曲が求める歌い方を目指してるし。
 
次は『SSL』ですね。
「ローランドの2Uのラックタイプ」のギターシンセ…?ん?10センチぐらいの中でいろいろ弾くってこと???
てか、この頃でもシーケンサーとか持ってないってことが意外です。
ドラムマシンのみって!
BUCK-TICKは最初からツイン・ギターですけど、当時ちょっと不思議だったのは、一般的には一人がシングルだったら、もう一人がハムバッカーっていうスタイルが普通だったのに星野さんもシングルでしたよね」…()
「そのへんは考えなかったです」…()
 
あ~[GLAMOROUS]の「メロディアスで何が悪いんだろう?」でわかるように、ここらへんから歌モノ意識になってきたんですね~。
それまでは、アレンジが…とか、サウンドが…とかって感じでしたもんね。
 
次は『ONE,ONE』ですね。
そっか!そーだよね!そーなんだよね!!スタビのボタンって、押すとオフになるんだ!!
それ、なんか不思議だよね。
今までそんなこと意識して見てなかったけど、当たり前ですよね。
押すとオンだったら、押しながらギター弾かなきゃいけないですもんね()
へぇ~当たり前のことだけど、おもしろい~^^
そして[CHECK UP]が手作業だったとは。
 
うわ、[21st Cherry Boy]は「一発録り?」って聞かれてる!
そんな感じしますかね?
そりゃ「演奏が粗いってことですか?」って聞きたくなるわ()
あ~でも開放感ってのはわからないでもない。
というか、勢いはあるし、カッチリした感じはないですよね。
って、BUCK-TICKの曲でカッチリしたのを感じたことはあまりないのですが(^_^;
え、デモの音源をそのまま使うことなんてあるんだ!
 
次の『極東~』の頃から、「余分なモノは入れない」的なこと言い出してますね。
そして、やっぱり!って思うのは、ノイズのことを細かく聞かれてますが、シンセだったりサンプリングだったりギターだったりするけど、全部「曲に合う」が基準だってこと。
これはどのアルバムの時でも同じだなぁ~。
え、てかこの時アルバム2枚作ったの?
もう1枚のは、なに???
 
あ、そうそう、私この『極東~』と『モナリザ』のSEと[ナカユビ]に繋がりがあるのも、最近気付いたんですよ。
最近っつっても、数年前ですけど(^_^;
でもこの『モナリザ』は本当にビックリしましたね~。
当然のごとく、今となっちゃ違和感なしですが。
だって、『極東~』がめっちゃバンドっぽいアルバムになったもん、この『モナリザ』出現によって()
 
あ、[幻想の花]が『極東~』の時に作ってあったやつなんですね。
この頃もうファンだったので知ってたはずなのに、忘れてるなぁ~(^_^;
ん?でも今井は「アコギ弾いたりした」とか言ってたけど、コレでは弾いてないんですよね。
ヒデ、アコギで作曲すると「苦情が来る」って()
ラインで取れないもんね、昼間しかできないよね(^_^;
あ、[ノクターン]の方ってことか、今井がアコギ弾いてるのって。
えーっ!初めのバージョンはエレキ入ってなかったんだ!
そりゃまた温度が違ったでしょうね。
私、[ノクターン]はエレキ部分の引っ張られるような感じも好きなのですが。
出た!ヒデの「適当に決めてますから」!()
 
最後は[ROMANCE]ですか。
そりゃ『モナリザ』と比べちゃ全然違いますよね(^_^;
だって、続いてないし。
カップリング[DIABOLO]の作詞について「絶対にあっちゃんが書きたがるだろうなと思って」だって!
書きたがるって理由で振ったりするんだ()
そしてイメージ通りに仕上がったようで、良かったですね。
シングルを「アルバムの中の一部か?」みたいな質問に、「彼の中にはそういうのがあるのかもしれないです。いや、ないかな?」って答えてますが、ないと思います()
今井やヒデがよく、曲が求める音にする、みたいな回答をしますが、それと同じですよね、櫻井さんの作詞も。
曲のイメージから詞を書いてますよね。
なので、1曲1曲のドラマを作ったんだと思います。
あ、まだこの時には「あっちゃん」って呼んでますね、仕事上でも。
 
 
て感じで、この本の感想終わりです。
いや~期待してたよりも濃かった!
インタビューとかは、正直ギターのこと全然知らないし興味もあんまりないのですが、それでもやっぱり読んでておもしろいですね~^^
 
さて、今日はこれからOさんとこと遊びに行ってきます♪
よくAさんと行ってる児童館。
できれば、その後ランチしたいなぁ~(*^_^*)