この間の連休で、物置と化している2階の自分の部屋を掃除しました。
むかーしから置いてある本を、古本屋に売りました。
「全然読んでないけど、売りたくない」と思うのは、好きな本。
1冊も売ることなく残ったのは、太宰治でした。
近代の作家では、太宰治が一番好きです。
太宰と言うと、まぁ、一般的には暗いってイメージがあると思うのですが、私はあまりそういうイメージは持っていません。
太宰と言うと、まぁ、一般的には暗いってイメージがあると思うのですが、私はあまりそういうイメージは持っていません。
我らがBUCK-TICKと同じです。
あ、え?BUCK-TICKって一般的に暗いってイメージ持たれてますよね?
でもべつに暗くないですよね?
暗くないっていうか、一概に「暗い」で括れないですよね。
暗くて、かつポップ、というか。
あ、え?BUCK-TICKって一般的に暗いってイメージ持たれてますよね?
でもべつに暗くないですよね?
暗くないっていうか、一概に「暗い」で括れないですよね。
暗くて、かつポップ、というか。
それと同じです。
太宰の文章も、暗くて、かつポップだと思います。
暗いことがとてもリズミカルに書いてあったりします。
たぶん、そのコントラストというか、内容と手法のギャップというか、そういうのが好きなんでしょうね、私。
暗いことがとてもリズミカルに書いてあったりします。
たぶん、そのコントラストというか、内容と手法のギャップというか、そういうのが好きなんでしょうね、私。
深く読もうとすれば読めるけど、そのリズムを味わうだけでも気持ち良いです。
使ってる言葉も、全然難しくないし。
哲学的なことが書いてあっても、表面的にはただの「悩めるおバカな男」って感じだし。
櫻井さんも…そんな感じですよね?
使ってる言葉も、全然難しくないし。
哲学的なことが書いてあっても、表面的にはただの「悩めるおバカな男」って感じだし。
櫻井さんも…そんな感じですよね?
難しくない言葉を使用してリズミカルに書いてある文章なので、音読してもたぶんスラスラ読めます。
べつに音読する必要ないと思いますが(笑)
べつに音読する必要ないと思いますが(笑)
その特徴が一番活かされてるのは、独白系の短編です。
コレ、本当に読みやすくてオススメです。
いろんな人間の滑稽な姿が、その人たちの独白という形式で書かれています。
太宰は暗くて読みにくい、と思っている方にオススメです。
きっと、誤解が解けるでしょう。
コレ、本当に読みやすくてオススメです。
いろんな人間の滑稽な姿が、その人たちの独白という形式で書かれています。
太宰は暗くて読みにくい、と思っている方にオススメです。
きっと、誤解が解けるでしょう。
あ、でも独白系はストーリーを楽しむって感じじゃないです。
その口調と、リズムと、その瞬間の気持ちを味わうって感じです。
これは好き嫌いの問題ですが、私はハラハラドキドキの続きが気になるようなストーリー性の高いものよりも、淡々としてるんだけど味がある、みたいなのが好きなんです。
その口調と、リズムと、その瞬間の気持ちを味わうって感じです。
これは好き嫌いの問題ですが、私はハラハラドキドキの続きが気になるようなストーリー性の高いものよりも、淡々としてるんだけど味がある、みたいなのが好きなんです。
独白系で好きなのは、元々BL好きなのもあって「駆け込み訴へ」かな~。
といっても、やはり「斜陽」や「人間失格」のような、長編も好きですが。
長編も、たしかに長いですがそんなに重くないので、こういう暗さがOKだったらいけると思います。
「斜陽」は、階級制度に対する(というか太宰自身に対する)風刺的な作品として読むとおもしろいかも。
「人間失格」は、自伝小説だと思われていますが、私は自分パロだと思います。
だって、太宰はひょうきん者だったらしいですし。
長編も、たしかに長いですがそんなに重くないので、こういう暗さがOKだったらいけると思います。
「斜陽」は、階級制度に対する(というか太宰自身に対する)風刺的な作品として読むとおもしろいかも。
「人間失格」は、自伝小説だと思われていますが、私は自分パロだと思います。
だって、太宰はひょうきん者だったらしいですし。
こういうところも、あっちゃんとかぶるんだよなぁ…。
べつに、似てると思ってるわけじゃないけど。
自分パロといえば、独白系でもあったな…なんてタイトルだったか忘れてしまった…。
毛布とか持って作家のとこ行くやつ。
女性の独白ですが、あれ作家のモデル自分ですよね?
ホントおもしろいです。
しつこいですが、ストーリーを追っかけるのも良いですが、文体のリズムを堪能するだけでもおもしろく読めると思います。
短編はすぐに読めてしまうので、片付ける時に安易に開かないことが肝心(笑)
「やっぱおもしれー」
てな感じで、次から次へと読んでしまうので。
この間は、一文字も読まなかったよ(笑)