昨日、マグさんが他界しました。
マグさんというのは、実家で飼っていた猫です。
14歳だったかな?寿命だと思える年齢です。
 
マグさんを飼い始めた時は、私は実家に住んでたのかどうか覚えてません。
でも、すぐ一人暮らしを始めて、その後友人と住んで、にゃあを飼いました。
にゃあを連れて実家に戻ってから結婚して家を出るまでは3年とか、そんぐらい。
その間、マグさんと一緒に暮らしました。
 
 
マグさんは、にゃあちんと正反対の性格です。
 
にゃあちんはとってもよく鳴く猫なのですが、マグさんはちっとも鳴きません。
なので、いざ鳴こうとしても「にゃあー」と鳴けずに「…ぁー」ぐらい。
 
そして、にゃあちんはとってもお転婆ですが、マグさんはおとなしかったです。
にゃあちんが自由気ままに生きてるとしたら、マグさんは人間の顔色を窺って生きてました。
「ダメ」と言われることは、決してしません。人前では。
にゃあちんは、逆に、人間の気を惹くためにわざとダメなことをします。
マグさんは、人の目を盗んでダメなことをします。
でも、私のことはバカにしてました。
きっと、にゃあちんのシモベだと思われてました。
なので、私の前では平気でダメなことをしてました。
私が怒っても「ふん」てな感じ。
 
そして、とっても甘えん坊でした。
ウチの母親のことが大好きで、母親が座った途端、ゴロゴロ咽喉を鳴らしながら膝に乗ります。
けっこう太ってるので、重いです。
 
少し前から病気で、病院に通ったりもしてました。
が、もう長くないということで、延命治療はやめてました。
なので、私も実家のみんなも、覚悟してました。
昨日は「ついに…」という感じでした。
ここ2週間ぐらい、もう水しか飲まなくなって、「いよいよだな」とは思ってたのですが。
そんな状態で、すごく弱ってるのに、母親が撫でるとゴロゴロ言ってたそうです。
 
本当にウチの母親のことが好きだったんだね…
マグさん…おやすみなさい。