妊娠中は、ホルモンの関係でイライラしたり情緒不安定になったりするそうです。
そのせいだとはあまり思えませんが、体が重かったり、前にかがむと腹がつっかえたり、台所仕事をしているとやたら腹回りが濡れたり、今までラクだった姿勢が辛かったり、と、体の不便なことはたくさんあって、その度にイラっとします。
それに加えて、基本、マイナスな捉え方をしているので、イライラするとすぐ夫に当たってしまいます。
 
まだ、「安静」を指示されていなかった時のこと。
よく夫とウオーキングをしていました。
ある日、もし次人間に生まれ変わったら、ゼッタイに男がいい!という話をしながら、次第にイライラしてきました。
で、夫にこんなコトをグチグチ言いました。
 
だって、まず生理がないし。(私は腹痛、腰痛あり、量も多くて不便なのです)
妊娠も出産もしなくていいし。
こどもがほしいと思ったら、ただHすればいいだけじゃん。
女なんて、10ヶ月も腹ん中で不便な思いして育てて、痛くて危険な思いしながら出産して、その上乳もやらなかんのだよ。
仕事頑張れば出世したり給料上がったりそれなりの報酬があるけど、家事頑張っても小遣い増えないし。
夫さん、私が仕事やめれて専業主婦になれていいなぁと思ってるだろうけど、私仕事辞めたいと思
ったことなんてないんだからね。
仕方なくやめるんだからね。
毎日何回も乳やってオムツ変えて、そんなことやりたいわけじゃないんだから。
と。
ヒドイよねぇ、私…。
 
んな私に、夫は「俺が子どもほしいだけなのに、CUBEさんは別にほしくないのに、こんな損な役割を引き受けて、偉いね」と言いました。
自分の小ささに、泣けてきた。
もう妊娠したんだから、覚悟決めろよ、私。
夫のことは大好きなのに、なんで「産んでやるから任せろ!」ぐらい言えないのだろうか。
と反省しました。
 
 
これも、まだ「安静」を指示されていなかった時の話ですが…。
 
私が通っている産院は母乳を推進しています。
母乳というのは、赤ちゃんに乳を吸われる刺激で脳で「母乳を作れ」という命令が出て初めて作られるそうです。
なので、赤ちゃんが上手く吸えないと、母乳も作られず、出ないということだそうです。
そこで、赤ちゃんが吸いやすいように、予め乳首を柔らかくしておきます。
(こういう指導の下、その産院ではほとんどの人が母乳が出るようになります)
その、柔らかくするための乳首マッサージ…。
毎日、お風呂で5分程やると良いのですが…ハッキリ言ってイヤなんです。
3本の指で挟んで10秒程圧迫して、角度を変えて繰り返す…というだけなのですが…10秒間挟むって、ちょっと痛いんです。
元々、妊娠に関してテンションの低い私は、張り切って!というより、嫌々…という感じでやってます。
そのせいもあるでしょうが…「なんでこんなことやらなかんの~面倒くさい」って感じです。
お風呂から出ると、不機嫌です。
で、夫に「乳首触らせろ」とイジワルを言います。(夫の乳首はとっても敏感なので、気軽に触られたくないのです)
人にイジワルするって、ストレス発散になるんだなぁ~と、いじめっこの気持ちがわかりました。
「私だってイヤだけどガマンしてやってんだよ!オラオラ~乳首触らせろ~!」と、無理やり触ろうとしたり。
「じゃあ、自分で挟んでみて。10秒間。」とイジワルを言ったり。
(夫は、3センチぐらいまで指を近付けましたが「…できないっ」と首を振りました。その反応だけで満足だわ)
あの時の反省はなんだったんだろ?と思います。
だって、夫の乳首をマッサージしたところで、ゼッタイに乳は出ないのに。
 
ホント、ただの八つ当たりです。
夫は、お風呂上がりに裸で体重を量るのですが、今まで両手で股間を隠していたのが、最近は胸を隠すようになりました。
そして、腰に巻いていたバスタオルを、最近は胸に巻くようになりました。
(そうすると下半身がちょっとエロくておもろいんだけど)
すげーガード…。
 
 
先週、安静を指示されてからは、イライラよりもウジウジって感じで、イジワルをするテンションじゃなくなったのですが、その代わり(?)、家事を全て夫がやってます。
ゴハンの支度、後片付け、掃除、洗濯…全て。
あ、最近夕飯メニュー書くの忘れてました。
金曜日は隣の家でトンカツ。
土曜日は私のリクエストでオムライス&オニオンコンソメスープ。
日曜日は私のリクエストでパスタ&ポテトサラダ&スープ(残り物)。
でした。
今日はチンジャオロースだそうです。
昨日のパスタのミートソースがでら旨かった!!
市販の買うのバカみたいって思いました。
あ~毎日夫が料理してくれたらおいしいものが食べられるのになぁ~なんて。
 
 
どっちにしろ、夫にストレスが溜まってないかなぁ?と心配になります…。
じゃあ、八つ当たりしなきゃいいんだけど(笑)
 
 
あ、以前グチグチ書いた時にオススメして頂いた「予定日はジミー・ペイジ」という本を読みました。
それは、私のように「妊娠=めでたい」に疑問を持った人の話でした。
私この人よりマシだわ~って事がなかったのがちょっと落ち込みましたが、わかるわかるって所がたくさんありました。
やっぱり小説だからこんな劇的な展開は望めないよな~とも思いましたが、最後この人のような気持ちになれればいいな~と思いました。
こうやって、否が応でも赤ちゃんを心配せざるを得ないような状況になって、少しは母性が芽生えるのかなぁと期待したのですが、それとこれとは関係ないようです。
心配で胃が痛くても、愛おしいとか思うのはまた別みたい。
 
 
 
そういえば、都内に走る「光るバス」って、どこが光るんでしょうか?
写真見たけど、わかんなかった。
夜になると、光るのかしら??