久々に春めいた先週の土曜日、風邪も良くなってきたので、
「名古屋港ワイルドフラワーガーデンブルーボネット」というところに行ってきました。
 
ここは、超小さな植物園です。
珍しい植物やいろんな植物がある、というよりは、
いろんなガーデニングスタイルを紹介している、という感じです。
といっても、まったく植物に詳しくないので、珍しいものがあるのかどうかよくわかりませんが・・・。
なので、○○のエリアという感じでもなく、幾何学模様に色分けしてあるのでもなく、
自然な感じで植物が植わっています。
 
このブルーボネットの好きなところは、小さくて、安くて、近いところです。
家から30分~1時間ぐらいで行けるし、300円だし、ぐるっと見て回っても
30分ぐらいで全部見れちゃいます。
2ヘクタールだったかな?とにかく、小さいです。
そこに、この日は3~4時間?ぐらいいました。

小さいながらも、それぞれの場所にテーマがあります
説明は、園のパンフレットより抜粋しました。
 
入ってすぐ、四角い花壇。
「サンクンガーデン」(日本語では「沈床園」)と言われる花壇らしく、掘り下げてあります。
立体感&視界を遮らず敷地を広々見せることができるのが売りだそうです。
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案内板まで足を進めると、園内が見渡せます。
たぶん、たいていの人はそのまま右方向へ。
すっと通り過ぎちゃいそうですが、ここは壁が見どころです。
「ウォールドガーデン」、壁にバスケットを吊るしたり、ツタ類を這わせたりしています。
 
壁の終わりには、アイスやドリンクが売ってる建物があって、
それを抜けると右手には海が広がっています。
それまで壁と建物に阻まれていたので、この海は突然見えます
そして、海からの風も突然吹いてきます
向こう岸には名古屋港水族館。
名古屋港水族館とブルーボネットを結ぶ水上バスも運航しています。
ブルーボネット自体はとても小さいですが、これを借景とすれば、とても広々としてます。
写真、ちょっと斜めですが、こんな感じ。
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そこには、鐘を囲う花の輪が作ってあります。
恋人同士がその鐘を鳴らし、ハート型の石を踏めば結ばれる、というのは
たぶんブルーボネットの人が勝手に作ったジンクスでしょう。
ま、うちんらもやりました。 もう結婚してて「結ばれる」もなにもないけど・・・。
写真は、5/8に再び行った時のですが。
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ハート型の石です。踏みました。
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そこからは木が風を遮ってくれます。
そして、もう一番奥の地点にたどり着きます。
そこから入り口側を眺めると、湿地帯のようになってます。
「メドウガーデン」というそうです。(水辺の植物が植えてあります)
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この写真でいうと、一番向こうが入口で(茶色い屋根の建物横)、
左側の道(ここに写ってない、もう1本外側の道)を手前に歩いてきた、という感じです。
 
入口と反対側を向くと(つまり、そのまま歩いてくると)、一番奥のスペースが、
園の名前にもなっているワイルドフラワーです。
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ワイルドフラワーというのは、「種子等によって容易に繁殖でき、痩せ地にも耐え、
手入れをしなくても美しい花を開花させるものの総称」らしいです。
種類と位置を決めて花壇を作るのではなく、いろんな花をごちゃ混ぜにして植えて
(苗木を整然と植えるのではなく、種を混ぜて植えて)、
いろんな花がゴチャゴチャに咲くのを楽しむ、というものです。
花の咲く時期がずれたりして、同じ場所でもいろんな景色を楽しめるのが売りです。
この日はこんな感じでしたが、たぶん来月には違った色合いが楽しめると思います。
その年によって植える種類も変えているようですが、前年の種が落ちていたりして、
実際咲くまではどんな感じになるのかわからないらしいです。
簡単だし、おもしろいですよね。
ま、私は面倒だからやりませんけど。
 
あ、ミツバチ発見。
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道を挟んで反対側は、塀の横に長細くあるスペース(「ボーダーガーデン」)ということで、
白い花が植えてありました。
高低を付けるのが、こういうスペースを活かすポイントらしいです。
大きな花壇のスペースがない家でも、こういうちょっとしたところにどうぞ、って感じですね。
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今日は、入口から一番奥までを紹介しました~w