えっと・・・「音楽と人」のインタビューの感想です・・・。
いや、明日発売の櫻井さんのインタビュー予想とかじゃなくて、あの、今井の・・・。
は?今更!? (←心の声)
いや、あの、感想書こうと思ってたのですが・・・あの、忘れてまして・・・気付いたら
「あれ?もうすぐあっちゃんのインタビュー・・・」てな感じで思い出しまして・・・
まあいっかーとも思ったのですが・・・やはり思うところあったので・・・書こう、と。
買ってないので間違ってるとこもあるかもしれませんが、お許しを。

今井さん、「ゴールした瞬間なにもしなくなる」って・・・けっこうイキオイ大切なんですね。
なにもしなくなると、今度はエンジンかかるのが・・・ね?

「人生は自分が主役」なのは当たり前なんだけど、普段はやっぱりあまりそんなこと意識しないですよね。
なんか、改めてそう言われると・・・ちょっと開放された気分。

私自身の環境はホント恵まれてると思っているのですが、
毎日毎日、朝ゴハンを用意して、お弁当を作って、夕飯を作って・・・
って、なんか食事作りマシーンになったかのような気になることがあるんです。
もちろん、食事作りマシーン人生も、それが自分の人生であることは変わりありません。
その人生の主役が自分って意識であれば何の問題もないと思います。
が、私は食事作りマシーン人生の主役は私じゃありません。
そもそも、料理すんのキライだし。
「人生は自分が主役」・・・もうちょっと意識をラクにできたらいいな、と思いました。
どっちみち、一生、料理するんだろうし。


私も、誰かが亡くなっても、なかなか実感できません。
今井さんと同じく、時間が経ってから不在を実感する、という感じです。
でも、それよりも、乗り越えることができない方が問題です。
家族よりも長く一緒にいた人が亡くなった時は、神様を恨みました。
「なぜ私じゃないのか」と。
その人は私より年上だったはずなのに、10年経ってもあの日のまま、歳をとりません。

でも今井さんは、神様に頼らないって言ってましたね。
そのへんのスタンスは、歌詞からも感じ取れます。
私は、あまりにショックなことがあった時など、心の中の神様にすがることがあります。
でもそれは信仰心とはほど遠く、ただの現実逃避の手段として。


こういう話の流れで、「いつか死ぬという平等の前でつながってる」って・・・すごいなぁ。
当たり前のことなんだけど、忘れがちなことで。
特に、若くして亡くなった人に関しては、とても悔しくて・・・
その人と100歳まで生きた人とは不平等な気がしてしまうんです。
でも、誰もがいつか死ぬってことは、やっぱり平等に真実としてあって。
そっちを意識できる今井さんは、大きいなぁと思いました。


「みんな頑張ってるし、そうやって一生懸命生きてる。だから今を楽しもう」
というメッセージも、大きいなぁと思いました。
大きな愛を感じます。
私なんか、全っ然、一生懸命生きてなくて、ぼんやりヘンなことばかり考えてて、
半分寝てるように生きているのに、たぶん、そういう私みたいな人も
「みんな」に含めてくれてるような気がするのです。
「私なんか」「私なんか」と言ってる私なんかも、頑張って生きてる、って言ってくれてるような気がします。
・・・大きい。


そして、やっぱり「櫻井さん」ですか。徹底してるなぁ、その呼び方。
あっちゃんの方はもうほとんど「今井」なのにね。

この、朝飯前に作った感じの歌詞が、とても気になります。
自分をパロってるって・・・「独壇場Beauty」ってタイトル見た時も思い出した曲「ナルシス」をまた思い出しました。
でも自分パロディ得意ですよね、彼。
外から見た「櫻井敦司像」を書いた感じってことですよね、きっと。
ということは・・・実際は違うけど、ってことかな。

つか、ホント今井はあっちゃんのコトになるとマジメに答えないですよね。ごまかすというか。
死生観みたいな答えにくいことにもちゃんと答えてんのに。
二人の違いとか、もうちょっと語ってくれてもいーのにな・・・。
照れ屋だから・・・仕方ない、か。

ちなみに、ケータイの着信はもうすっかり「独壇場Beauty」の着うた(サビ)です。
着信あると・・・ちょっとの間、聴いちゃう。