重い懺悔の次は、告白つながりで、2/13(土)にあった、今年最後の新年会のエピソードを。
毎週火曜日に通っているエアロビクスの仲間たちとの新年会です。

男女合わせて10人ぐらい。
居酒屋のテーブル席。
べつにコンパでもないし色っぽい関係も何もないので、男女関係なくみんな入り乱れて座っていました。

2時間制限の飲み放題と料理で5千円というコースを予め注文してあります。
2時間を越して注文した分や、追加注文した分は、メンバーの中にいる「実は部長」の人(男性)が
出してくれることになっていました。

エアロビ教室に通っているだけでは、お互いの素性というか、どういう会社に行っているのか、
どういう生活をしているのか、そういうことはわかりません。
お話することも、エアロビの内容や、健康のことなどが中心だし。
こういう飲み会がなければ、名前さえ知らない人がたくさんいます。
その「実は部長」さんはたまたま同じ会社の人がエアロビ仲間にいたので、「お偉いさん」ということが
バレてしまったのです。

その「実は部長」さんは、わりとよく見かけるな~ぐらいの印象の人でした。
最初に座った席では、一番遠い対角線上にいました。

誰かがトイレに立つ毎に、いろいろ席が変わっていきました。
私もちょっと横にずれました。 もたれたかったので。
隣に座っている人もいろいろ変わり、いつの間にか、その「実は部長」さんになっていました。

「エアロビ上手ですよねぇ~」
「そうですか~?」
「うん、いつも上手だなぁって思ってんだよ~」
という会話が、だんだん
「なんか、カワイイですよねぇ~」
「なに言ってんですか!」
「いつもカワイイなぁ~って思ってんですよ~」
という会話になっていきました。
どうも、相当飲んだようです。

先生を除いたら唯一の既婚者、しかも他はけっこう若くてカワイイのに、
なぜ地味なオバサンの私にこんなことを言ってくるんだー!
これじゃあ、酔っ払いにからまれてるだけじゃん・・・。
と、思っていたら、
「写真、撮ろうよ」
とのこと。
私の友人がデジカメを持ってきていて、時々みんなを撮っていたのです。

彼女がちょうど目の前にいて、写真を撮る旨を伝えると、撮ってくれようとしました。
で、「実は部長」さんに肩に手を置かれる・・・。 ギュ。
強えーよ、ギュってするのが!となんだか身の危険を感じ、
「ちょっと、一緒に撮ろ!」
とその友人も巻き込みました。
「実は部長」さんを挟んで3人で撮りました。

それからしばらくして、また
「写真撮ろう」
と言われました。
「さっき撮ったじゃん~」
「次は、2人で」
という会話を聞いていた友人が
「じゃあ、私撮るよ~」
と、カメラの準備をします。

彼女は、とーっても気が利くのです。
顔もカワイイし、おしゃれ。
私と同い年で、未婚。
どう考えても、狙うのあっちだろ!と思うのですが・・・。

また、肩に手を回し、ギュウっと・・・。
これは、1年前ぐらいの会報の「今月の俺とあいつ」の写真の・・・
ああいうのにこじつけて、デートしてやがったんだな、あの二人・・・
などと、頭の中で現実逃避&妄想をします。
こういう時は、デジカメの電源を入れて撮影モードにして・・・というのがいやに長い・・・。

「はい、行くよ~」
友人が、カメラを構えます。
その瞬間、さらにギュッと引き寄せて、「実は部長」さんが呟きました。
「ごめん、好き」

・・・・・・・。
!!!!!!
はあっ!? 正気か!?

私はビックリして、友人に
「どれどれ~? 撮ったの見せて~」
と、無視(というか、聞こえなかったフリ)をしてしまいました・・・。

・・・冗談、だよね? ね?? ね???
私は、起きてても半分ぐらい現実じゃないコト考えて暮らしてんのよ・・・。
ヘンな妄想の中でときめいたりするのが好きなのよ・・・。
実際のときめきなんていらないのよーーーー!!!
それに、私の愛は妄想系(何それ?)では櫻井敦司を愛してるし、
現実には夫のことが大好きなのよ・・・。
もう、私の愛情に入り込む隙はありませぬ・・・。