好みのタイプをじっくり考えてみました。

櫻井敦司に惚れたせいで、どうも自分の好みを勘違いしていたようです。
「あっちゃんが好きなだけであって、あっちゃんのような人が好きなわけではない」そう気付いたのは、
かなり後になってからです。
ずーっと、自分のタイプは櫻井敦司だと勘違いしていました。

「好みのタイプは?」と聞かれると「背が高くて、声が低い人」と答えていました。
「他には?」と聞かれると、「三白眼で、しゃべる声は寝起き風の・・・」と、
ただ彼の特徴を挙げ連ねるだけでした。
しかしそれは、私の好みのタイプではなかったのです。 全然。

そして、そんじょそこらに櫻井敦司がいるハズもなく。
背の高い人に惹かれては「やっぱり違う」と、声の低い人に惹かれては「やっぱり違う」と。

当たり前です。
背の高い人が好きなわけじゃない、声の低い人が好きなわけじゃない、
ただ櫻井敦司が好きなだけなのだから。
今思うと滑稽です。

そもそも、イケメン自体、全然好きじゃなかったんです、私。
これには自分でもビックリ。
私のタイプは、顔の特徴で言うと、アゴが出てる人だったんです。
夫は、「イジワルなおばさん」みたいな顔です。
そして、アゴ出てます。(身長を測る時に、頭を真っ直ぐにしてるのに
「もう少しアゴ引いて下さい」と言われたりしてます)

櫻井さん、夫、その他今まで付き合ったり付き合わなかったりした人・・・。
共通点を考えてみると、ただ一つありました。
偽悪的。
つまり、「一見、悪い人そうに見える」ことです。
目付きが悪い、性格が悪そう、恐い人そう、ヤンキーっぽい・・・。
べつに見かけは似てないのですが、みんなこんな感じ。

でも、「好みのタイプは?」「偽悪的な人」って、わかりにくすぎるよ・・・。