「えっ❓2年も!?」

いつの間に2年経ったの・・・。😮

 

事の次第は。

 

左の膝が痛い。🦵

歩くのが大変なくらい。

左膝から先がもげそうなくらいの痛みが時々襲ってくる。

 

早退して病院に行ったら、「ここですか?」と押されて、「いったーい!!!」😱と叫んだ私にドクターが眼を合わせてくれない。

そんなに叫ばなくてもっと思っているね。

でも、すんごく痛かったのよ。

 

結論は「たぶん、半月板損傷の後遺症ですねぇ。」

しばらく様子をみて、ダメなら他にも原因があるので再受診ってことになった。

 

痛み止めと湿布をもらって良くはなったけれど、じんわりまだ痛い。

歩き方も足をかばうせいでおかしい。

どうしようかな?再受診するほどでもないけど、完治しない。

 

そうだ!新しい靴を買おう!👠

で、靴屋さんで2年振りの来店と言われて驚いた冒頭。

自分では一年ぶりくらいに来たつもりだったのだ。

 

11年前、半月板損傷したときに治療の一環として自分の足に合うように靴を作るようにドクターから言われて通い始めた靴屋さん。

たまたま中学の後輩(と言っても、かなり後輩なので一度しか面識はないけど)が、イタリアに留学して自分で靴屋さんをオープンしていた。

地元を応援するっていう意味でも、ここのお店にしようと神戸まで行くのを止めた。

 

百貨店の一角を占めるお店は海外から取り寄せた靴に、中敷きをオーダーで作ってくれる。

 

安い買い物ではないけれど、歩けなくなったり体のバランスがおかしくなるのでせっせと通って、何足も買った。

通勤用に仕事場用に、遊び用、フォーマルも。

修復やお手入れをしてくれるので、1足あれば何年も履ける。

 

必ず毎年数回は行くようにしていたのに、2年間も来てなかったなんてー!

その間、ずっと毎日同じ靴を履いていたわけで、だんだん足に合わなくなって痛みがぶり返したわけだ。

 

この2年間、何してたんだ、私!

大事な足なのにー。

 

あっ!そっかぁ。

ダブル介護で休日はほとんどなく、父が亡くなった後のあれこれでやっと最近自分の時間が持てるようになったところだった。

すっかり靴のことなど忘れていたわ!

それだけ無我夢中で介護していたんだぁな。

なんだかじんわりしちゃう。

 

2年も履きつぶした靴を、いつも担当してくださる方が「預かります」、と言ってくださる。

お手入れして今の足に合うようにまた直してくださるそうで。

ありがたや。💖

 

買ったばかりの新しい靴の中敷きを大急ぎで作ってもらって、履いて帰ることとなった。

『新しい靴は、新しい道に連れて行ってくれる』という、ことわざを思い出した。

 

曖昧なので、Geminiに確認♪

El zapato nuevo te lleva a un camino nuevo.」

スペインのことわざだった。

 

「何か新しいものを手に入れたり、新しい環境に身を置いたりすることが、人生に新たな機会や変化をもたらす、という意味が込められています。新しい始まりや、一歩踏み出すことの重要性を教えてくれる言葉です。」

 

ダブル介護、終わったんだなぁ。

父はもういないんだなぁ。

 

帰り道にスタバで大好きなイングリッシュファーストラテを買ってホッとしながら、やっと父の死を受け入れられている自分に気付いた。

 

大切な人を失っても毎日は続いていく。

日常生活をこなさないと多くの方に迷惑がかかる。

自分では通常運転のつもりでも、余裕がなかったんだなぁ。

泣くことすらなかったし、今も泣かないけどねぇ。

 

そうか。新しい一歩をもう踏み出すタイミングなんだね。