不思議なことがあるもので。

亡くなった叔母のお友達の家が我が家の斜め前だ。

フルタイムで仕事をしている私は、ご近所の方々に出会うチャンスがほとんどない。

 

通夜に行くために早退して自宅に差し掛かったところ、珍しくその方の車がエンジンをかけたまま路駐している。

!!!

これは叔母さんが知らせてって言っているに違いない!

 

大急ぎで車を停め、玄関前に駆け付けるとちょうど家から出てこられた。

友達の奥様ではなく、そのお母さまだ。

 

亡くなったことを告げるとΣ(・□・;)

体調は悪かったけれど数日前までボーリングにも行っていたそう。

叔母はボーリング仲間やお花教室など、ほんとーーーーーに多くの友達がいて。

さっそく連絡網で回すと言ってくださった。

 

通夜の席は想像以上の人たちで賑やかで、急遽受付担当をした私は大忙し!

亡くなったお顔は微笑んでいて、とても幸せそうだった。

おじさんに「いい顔だろう?」と自慢されたくらい。

 

お子さんに恵まれなかったので、養子にという話があった夫の弟(高校のときの私の同級生)が一生懸命サポートしていた。

その同級生の息子さん、つまり私の義理の甥っ子が来週末には結婚する。

本当の孫のように接していた叔母は参加することをとても楽しみにしていた。

きっとどこへでも自由に行けるようになった今、楽になった体で参加するんだろうな。

逆に体調不良で参加できないよりもいいかもしれない。

 

参列者の中には私の父が倒れた時に救急車を呼んでくださったご近所の方も偶然いてご挨拶もできた。

色々と偶然?必然?がある、泣き顔と微笑みとお花に溢れた素敵なお通夜でした。