Yさんによると、氏神様はその「氏」を持った人を守る地域の神様。

つまりその一族を守護しているんですって。

私はずっとその地域の方々をもれなく守る神様だと思っていたのだけれど、違うそうで。

 

よく引っ越ししたらその地域の氏神様にご挨拶のため参拝しましょう!って言われます。

もちろんご挨拶に行ったほうが良いのですが、敵方の神様だった場合、はん?何しに来た?みたいな対応になるそうな。

 

納得!

敵方ではないけれど、その氏の方々をメインで守っているため、うちの地元の八幡宮の神様は素っ気ない。

町内会長になったときに用事があってご挨拶にいったけど、シーン。(笑)

相手にしてもらえませんでした。
 

まぁ、母の介護のために引っ越してきたので、当時は超多忙でご挨拶してなかった私もいけないんですけど。

言い訳するなら、八幡宮の場所すらよくわからなかったんですよね。

 

知らない間に氏子になっていて毎年お札の購入が回ってきます。

もちろん、皆さん購入されます。
 

田舎なので秋祭りや茅の輪くぐりなどの行事がしっかり残っています。

茅の輪を作るための茅を刈りに行くのも、それを使って輪を作るのも、その年に町内会の役員に当たった方と有志の仕事です。

全戸分ですから、これが大変!
 

つまりはですね、地元の元大地主というかその氏の一族に仕えている感じなんです。

我々あとから引っ越してきた住民は。

元は田畑だったんですよね。その一族の。

そこを買って家を建てて今では住宅街になっているわけです。

 

あるとき、じゃあ私が生まれた地域の本当の氏神様はどなたなんだろうと調べてみました。

風神様を祀った神社でしたー!

 

これも納得。

風の精霊さんとも仲良しで、中学生の頃とかよく「あの枝揺らしてー。」とか「明日の天気どうなる?」とか「あの雲消してみて。」って話しかけて遊んでいました。

部活中に。(笑)

 

そんな話をYさんにすると、台風の時には先に風神がやってきて、そのあと雷神が来るんだよって、教えてくれました。


そういえば、駐車場から会社まで歩く時、雨が降っていても「ちょっと小降りにしてよ」、とか「止ませて」は聞いてもらえます。

こっちは龍神なの?の質問に、

『あやつらは気まぐれだからなぁ。』と師匠が龍を撫でながら答えてくれていると!

ほぅ!

じゃあ、我が家に来る途中守ってくれた龍は師匠が遣わしたんだー。

 

師匠は本物の陰陽師なので、龍を使役することができるそうな。

式神はもちろん。

 

そもそも守護霊とか精霊とか天使とか、まぁ、そういった方々は我々人間とは対等の立場。

だから師匠はお願いするというよりも使役する、協働するといった感じなんだそう。

 

「先生もそうだよね?陰陽道、本気で学んだら出来るようになるよ。」

あ、守護霊団を説教したりしたのもバレてる?(笑)

それについてはこちら。

 

 

何でも分かっちゃうんだねー。
すごいなぁ。

 

「師匠と同じで、上の世界にいた時に指示する側だったんだと思うよ。」

ははっ。😅

どうだか。


師匠は初めて地球で人間やってみて、『とっても大変だった。もういい。』って。

体をなくしている今、それほど長くはYさんの側には居られないとも。

 

つくづくとすごい人たちだと思う。