仙台でどん底貧乏生活をしていたころドクターコパさんの著書と出会った。

藁をもすがる気持ちで、出来ることはやってみようってことでやってみた。

 

当時住んでいたマンションはとっても古くて暗くて。

間取りも不思議だった。

北玄関から真っすぐ伸びる廊下。

廊下の右側には和室が3つ並んでいる。

左側は玄関側からお風呂、トイレ、キッチンだ。

 

和室は改装したのか襖ですべての部屋が縦に繋がっている。

廊下への出入り口もあり、奥側は押し入れ。

つまり、壁がない。

家具の配置にも困る間取りだ。

 

内示が出てから2週間後の引っ越しで、この物件は前夫の仙台支社の部下が探してくれたもの。

有難いけど、とにかく住みにくい。
で、大家さんのおじいさんが時々見に来るのだ。

賃貸ってそんなことあるの?

 

コパさんの風水を実行!と思って西に黄色・・・押し入れじゃん。

東に・・・トイレじゃん!

しかも部屋のほぼ真ん中の位置にトイレって最悪じゃん。

窓もないし。

 

鬼門はふるーいお風呂だし。

これどうやって点火するの?

え、お風呂ってスイッチ入れたら勝手に湯船にお湯がはられるんじゃ・・・。

 

風水を実行しようとしてもこれはなかなか難しい。

となると・・・お花の妖精の力を借りよう!

 

一輪でもフレッシュなお花があれば少しは改善できるはず。

小さな鉢植えも買ってみる。

ポトスはお安いので助かる。

 

・・・枯れた。(笑)

ポトス以外全滅。

 

ここってさぁ、このマンションってさぁ、そもそも運気が上がらないんじゃ?

 

ならば次!

立地とマンションの形状を風水的に調べる。

 

この土地はダメだ。

地名に「谷」がついていて、すり鉢状だ。

底の部分に、池が2つある。

マンションはその底の少し上に建っている。

 

マンションの形状は長方形。

安定して子育てするにはよい。

 

でもっ、運気は上がらないんだよ!

どうしたら?

 

と思っていた矢先、足をくじいた。

それも酷い。

歩くのがやっとくらい。

 

エレベーターのないマンションだったので、階段を上がり降りすることが大変。

駐車場も満杯だったので歩いて15分の所に借りている。

そこまで歩くことすらできない。

 

うん、これ引っ越ししろってことだわ!

生き残ったポトスはぐんぐん伸びている。

一緒に引っ越そうね?

話しかけながら次の家の間取りを考えた。

 

ちなみに、お花を飾ることはとっても大切だと私は思っている。

新入社員として横浜で働き始めた時も、最初に用意したのはガラスのとってもきれいな花瓶。

お給料日には横浜駅の花屋さんによってバラを一輪買って帰るのがルーティンだった。

 

お花の妖精はとっても優しい。

元気をくれるし、癒してくれるよ。