そんなこんなで、何故かお祓いができるかのような扱いをされる新し職場にも慣れてきた。

(変ね、視えるって言ってないはずなんだけど?)

そろそろ母が車いすでも生活できるようリフォーム開始だ。
 

リフォームローンを地元の銀行に申し込んだ。
却下された!


いやいや、私は卒業してからずっと、仙台に引っ越した約一年を除いて真面目にサラリーマンやってきたんですよ?

親の介護のために会社を辞めて戻ってきたというのに、その介護のためのリフォームローンの申し込みができないというのですか?

 

疑い深そうに若い銀行マンは言った。

「まだ入社して一年にもならなりませんし・・・。」

「いつお辞めになるか分かりませんので、申し訳ありませんが、お貸しすることは出来ません。」

「ご主人様名義で借りたらいかがですか?」

 

結婚と同時に買った一戸建ての住宅ローンはまだ返済中だ。

重ねて借りることはできないし、事実上離婚しているから無理だ。

 

悔しい。

すんごく悔しい。

真面目に働いてきて、親のために起業した会社も辞めてきてこれかーい。

悔しくて目から鼻水が出そうだわ。

 

全国の介護のためにお仕事を辞めてご実家に戻ろうかと思っているそこのあなた!

早まってはいけませんよぉ。

 

例えば、うちの市では介護のためのリフォームは上限が20万円だ。

そのうち1割が自己負担。

つまり我が家のように車いす生活に対応できるような大掛かりなリフォームをしたとしても、市から補助が出るのは18万円だけだ。

 

急に介護が必要になったため、そんなことは全く知らず。。。

 

ふっふっふ。

負けないぞー!

きっと、きっと守護霊団が何とかしてくれるわい!

 

父に話したら「じゃあ、おじいさんの残してくれた遺産を使おう。」

えっ、お金あるじゃん!(笑)

 

あっさり解決した。