久しぶりに彼女から連絡があった。

今年は神在祭に行くそうだ。

そういえば、10月になる。

 

そして、厄年最後のイベントが幕を開けた。

 

母が意識がない状態で救急搬送された。

コロナなので病院に行っても会うことすらできない。

やっとコロナが治ったときには、自分でトイレに行くことすらできない状態になってしまっていた。

 

コロナが治ればずっと病院にはいられない。

退院を促されても自力で歩くことすらできないのに。

 

同時にコロナになった父は、痴ほう症状が一気に進みとても自宅で寝たきりの母の面倒は看られない。

うーむ、介護破産は絶対しないぞ!

一人で介護を抱え込んだりもしないぞー。

 

今の仕事を続けながらなんとか両親二人の介護をする方法は?

 

病院の事務員の方に相談、ケアマネジャーに相談、もちろんネット検索。
見つけた!

地域包括支援センターだ。

検索結果には近くの病院は掲載されておらず挫けそうな気持になるが、病院の事務員に確認してみる。

 

サイトには掲載していないが、実は地域包括支援病床があるそうだ!
昨日まで退院してくれと言っていたのが嘘のように、受け入れOKとなった。

母はそのまま入院を続けて回復を待つことにした。

 

さて、同時に自宅で過ごしている父の介護だ。

ケアマネさんと打ち合わせをしながら、プランを練る。

母が気に入っている人だけあって実に親身になってくださる。

 

毎日誰かが父の様子を見に来れるよう手配したいが、ヘルパーさんが来れるのはせいぜい週に二日だとわかった。

会社に事情を伝え、早退や有休をガンガンとりまくって母の病院と、実家へ通う日々が始まった。

有休、何それ?使ったことない。(てか、仕事が忙しすぎて使えない。)

という状態だったので、運よく?(笑)40日も有休はある。

 

仕事と介護に追われながら気づけば地域包括支援で入院出来る2か月間の期限まであと2週間に迫っていた。

また退院勧告が始まった。

 

リハビリをしているものの、まだ自力ではトイレに行けない。
うーむ、どうしたら?

・・・あっ!

 

河野神社の宮司さんから手渡された手形・足形を急いで病院へ持って行く。

「これで手足をさすって!治るから。」

怪訝そうな母に、「いやー、苦しい時の神頼みって言うよね。まぁ、やってみて。」と置いて帰った。

実際に使わなくても、病室に置いてあるだけで効果はあるだろう。

 

どうなったかって?
もちろん12月に退院したよ。

2か月の期限+4日で。

 

まぁ、そのあと、私がインフルエンザをうつしてしまい、お正月は病院で過ごしたけどね!