詩集・落失したクロッキー『YES』 2011年12月2日投稿の即興詩より『YES』 あれは いつの 日よりも 濃密で いつの 日よりも 繊細な ヤマだった 面倒なヤマは 問題だらけのヤマ といえる シロモノ それは Yの字に 合流する カワを過ぎ ECOコードの 定跡を 辿るような タニを渡り S字に 曲がりくねった ミチで 衝撃的に 待ち構えていた これは 口を開く よりも 早く 想いが 伝染し 瞬きする 時間を 止めるほどの 常軌を逸した 事象とでも 申すものなのか ただ一言の 風圧を 待っていた 来るべくして 来た コトバの矛先 そのものだった