『七夕の夜』2010年7月7日投稿の即興詩より② | 貞次郎(ていじろう)の即興詩

貞次郎(ていじろう)の即興詩

『ぎゃぐぽりす』の〝なう〟から誕生した即興詩に題名をつけてみました。

『七夕の夜』

 

 

 

 

 

公衆の

 

面前を憚り

 

綿雲が

 

エスコートして

 

 

極秘の愛に

 

ベールを

 

かけた

 

 

二人の

 

間には

 

星一つもなく

 

計算された

 

まさに

 

二人

 

水入らずの

 

光景

 

 

類を

 

見ない

 

演出効果の

 

 

だった