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今回は釣りねネタじゃなく、最近面白かった本の紹介です。ブックオフでなにげなく買った本です。
「無人島に生きる十六人」須川邦彦著
この本、タイトルどおり無人島でのサバイバルライフを書いた話なんですが、明治時代にあった実話です。
時は明治31年、龍睡丸という帆船が、ミッドウェー島近くで座礁してボートで無人島にたどり着きます。
そこで十六人は井戸を掘り、見張り台を作り、海亀牧場を作ったり魚を釣ったりして、希望を捨てず前向きに暮らします。
おもしろいのが、今まで聞いたことないような知識が詰まってること。
「荒れた海は油を撒くと鎮まる」とか「海亀の体内には数リットル真水がある」とかあほうどりや海亀の捕まえかたとか…。
そんな普段の生活では耳にしないような話が詰まってます。(ホントかどうかは?ですが)
昔小笠原諸島が日本の領土になる前に、アメリカ人の捕鯨船員が住み着いていて帰化した、とかも初耳でした。
なにしろ話が新鮮で、素人にもわかりやすく書いてあります。
そのなかで特に気になったのが「正覚坊」です。
これ、なんのことか解る人少ないと思いますが「アオ海ガメ」のことです。
本の中で正覚坊は、後ろから100キロ以上の体をあっけなくひっくり返され、捕まって食べられたり、亀牧場で飼われたりしています。そしてその肉は牛肉よりうまい、と評されています。
いったいどんな味がするのか気になってしかたありません。
極限状態のはずの無人島での生活がたんたんと前向きにそしてどことなくユーモラスに語られています。
今一押しです。うちの嫁は三回も読んだそうです。