ミュージシャンの撮影とアルバム制作

先日、ジャズシンガーの杉本千晶さんのジャケットの撮影、及び制作をさせていただきました。
ジャケット制作まですることは無いのでブログで紹介させて下さい！とお願いしました(^_^)

撮影のエピソード

杉本さん、とても気さくで楽しい方なので、撮影も和気あいあいと進んでいました。途中で歌いたい・・・・と言うので「どうぞ！」って軽い感じで歌ってもらったのですが、最初の一声で、スタジオ内、スタッフの空気が変わりました(^_^)
メリハリのある歌声に次第に心が癒されて行く感覚。

なぜか、彼女の歌声に合わせてピアノやギターのようにカメラのシャッター音でコラボしてる感覚になり、いい気持ちになって行くというダブルな初体験がたまりませんでした・・・(^_^)

彼女のアルバムのご紹介です。

「WHEN I WAS WITH YOU」

杉本千晶　mini Album

 

YOUTUBEにも視聴があるのでSugimotoChiakiで検索して視聴してみて下さい！

 

知らない間に終わってしまう撮影

去年の中旬くらいからスチール撮影をしながらデジカメムービーを固定で撮影しています。
デジカメのムービーとスチールの違いを撮っておきたいのが理由です。
同じ機材を２セット持ち歩くので荷物が増えるのが辛いですが、動画はいろんな意味でわかり
やすいですから(^_^)

下のムービーはある撮影現場のムービーです。



モデルはガンズモデルのminamiちゃん。
完全に撮られていることに気づいてなく無防備・・・チューリップ持っているの
疲れたから地面に刺す！！・・・・そして遠くからの突っ込みにニコやかに対応している(^_^)

モデルがキリン柄の衣装を着ている時点で大自然の無防備なキリンを狙うライオンというシナリオが出来ました(^_^)
今、まさに襲いかかるチェンスを！　いえ・・シャッターチャンスを狙っています(^_^)
上の写真をどこで撮ったかはムービー内のシャッター音を聞き取るとわかります。

一番上の写真がいい写真かは別として、写真を撮る場合カメラの存在が邪魔だと思う事が
あります。
前に出版社である実用書の制作に携わった際、たくさんの子供の写真が必要でした。
一眼レフを構えてしまうと良くも悪くも、カメラを意識した気持ちが写真に写ってしまい
ました。ある日、胸ポケットに入るコンパクトデジカメを現場に持ち込み、ファインダーを
見ないでさりげなく撮影していった所、なんともイキイキとした自然な子供達の表情を
撮る事が出来ました。一定のクオリティーを必要とする撮影では、この方法は使えませんが
スチールを撮るのもムービーを撮るにも同じだと思います。
一枚、一枚に集中するというよりは、時間の流れのどこを静止画として残すかです。

この後、ムービー止めて「撮影終わったよ～」って言った時の
モデルの顔まで写しておけばよかったと思いました。(^_^)

http://tetsuyaphoto.php.xdomain.jp/index.html

127時間 試写会

「スラムドッグSミリオネア」のダニーボイル監督の最新作。【１２７時間】
試写会のチケットをもらったので、観て来ました。あまりチケットもらっても観に行くことは無い（すいません・・・）
んですが、サイトを見て面白そうだったので。
ストーリーを簡単に説明すると登山家のアーロン（主人公）が体験した実話。
ユタ州の谷へ一人でロッククライミング中に（上の画像）、落石事故にあい、崖の隙間に右腕を挟まれ、
一切身動きがとれなくなってしまう。それから５日間、様々な格闘と戦いながら最後にある理論に
達する・・・・というもの。
http://www.youtube.com/watch?v=OlhLOWTnVoQ&feature=fvw

この映画でよかったな～って思うのは音楽。
主人公が登場してから、最終的に動けないわけだけど、動けなくても躍動感がありました。
あとはジャームス・ブランコ好きにはたまらないと思います(^_^)

肝心のストーリーや映画を通した感想は人それぞれだけど、誰もが「いいね」って作品ではないかもしれません。

僕なりの感想としては携帯電話を持っていれば、行き先を誰かに伝えていれば・・・・どうにかなったのかもしれないけど、彼自身、ていうか、誰もが持ってるんだろうけど、孤独を愛する部分が裏目に出てしまう。
岩に挟まって５日．．．．考えただけでも恐ろしい状況だけど、後悔するのは孤独になりたい自分へでしょう。
本当に孤独になった時に人はどうする？擬似的に考えさせられた映画でした。

主人公アーロンが最後に選択するのは。死？それとも生？
あなたなら、孤独になった時に何を思う？