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商業写真家 山田哲也のブログです。



これは‪THE FACTRY OPENING PARTYを収録したムービーです。‬
撮影しているのは‪‪mens club photographer kazuyoshi shimomuraさん。‬‬

‪‪‪shimomuraさんはじめ、スタッフの方々の演出力で‬‬とてもユニークなオープニングパーティーに仕上がっていますね(^_^)‬

‪ムービー‬内の蜷川さんのコメントに
「いつも‪‪shimomuraさんはこんな環境で撮影しているんでしょうか?‪」‬‬‬
と驚きの声もありましたが、意外にこの環境は撮る側も撮られる側も良い写真が
撮れる要素が詰まっていると思いました。

ポートレートは物撮りと違って基本さえ抑えていればあとは気持ちが大切なんですね。

ファッションの撮影は関わるスタッフも多く、いろんなスタッフの気持ち、夢が1つに
なればなるほど、このムービーのように映像から楽しさが生まれます。


shimomuraさんが自分の商売道具のカメラを蜷川さんに渡して撮影させていたり、会場を盛り上げたりヘアーさんとの絡みなんか、エンターティナーを感じますね。余裕が写真にも写っています。


会場全体でワクワク物質が自然に溢れ出したらそりゃ~もう最高ですね。
とても勉強になるムービーでした(^_^)

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iphoneでスナップを撮る習慣がないので、スナップは一眼レフで撮ります。
余裕がある時、帰り際に、ちょっと!って感じで(^_^)

撮影中とは違った緩い雰囲気で写るのと、ファッションもそれぞれの
センスが光って面白いですよね。

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ある美容室の撮影から

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上の3枚と下の3枚の写真は
どちらも彼女らしさが出ていて良い写真ですが、少しだけ内容が違います。

モデルさんは、このお店の常連さんなので撮影ははじめて。
美容室の撮影では、撮影前のコミュニケーションなく、撮影に入ることが多いので
最初はお互いにまったく面識がありません。

今回は撮影中に美容師さん達がヘアーをいじっている最中に、学校のお話、アルバイトのお話などいろいろなお話が出来ました。
下の3枚は、お話後に撮影した写真です。
面識が出来ると、写真って変わることがあるんですね。

写真に写るとナチュラルで様々な年代の女性から支持を集めるモデルのSさんの場合、カメラをまったく意識せず撮影に入ってきます。事務所の社長さんの話では「あいつはデビュー当時から落ち着きがなく自由奔放なんだ~」と控えめな発言をしていましたが撮影後に愛犬を忘れて途中まで帰ってしまう所が彼女がフォトジェニックである理由なのかなと・・・僕は思いました(^_^)

上3枚の写真のように、意識して写真に写ることは悪いことではありません。
ただ、ナチュラルというと誤解がありそうですが、人それぞれ本来、写真に写るスタイルはあると
思います。

【垢抜ける】という言葉の意味を調べると
不用なものや不純なものを 省いて、より優れたものへと磨き上げること。
と出てきます。

少なからず、写真にも関係がある言葉のように思いました。

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