なんか懐かしい紙の匂いがします(^_^)
制作室へ案内されるとオペレーターさんを紹介されモニタを見ながら、
小一時間、色を合わせるための話をしました。
例として一枚、画像を用意したんですが
上が印刷会社の方の表現方法。
下がクライアントのイメージ。
印刷会社のオペレーターの方曰くお皿は純粋な白(グレー)なので、そこに照準を併せて
全体のグレーバランスを整え、肉の重厚感と自然な色合いで仕上げているとのことです。
ただ、クライアントは全体的にアンダーな印象を受けているようで露出を上げる操作をして
欲しく、もっと鮮やかに出したい。
そこでお皿のグレーはソースの色写りもあるんで、そこでグレーを揃えずに
撮影しっぱなしのデータを、ただ明るく鮮やかにして欲しいと伝えたんですが
ハイライトのディティールが無くなるし、グレーバランスが崩れると言われ、平行線(^_^)
話をしているうちに思ったのは、数値で画像を見るのか、感覚で見るかの違いだって思ったんですが
感覚でものを言うって意外と説得力が無いものですね。
印刷会社の人は、そこまで赤入れるとバランスが崩れるんで、赤が浮きますよというけど、
多少赤が浮いても、それのが美味しそうですという感覚が通用しないようです。
色見本として出力紙をつける重要性を認識した1日でした~。


