上と下の衣装を見比べて微妙な色の変化に殆どの方が気づくと思います。
●青の衣装
青で色のイメージは伝わりますが下の写真ならコバルトブルーのがよりイメージが伝わりやすいですね。
●緑の衣装
下の写真はエメラルグリーンの方がわかりやすいですね。
●黄色の衣装
下の写真はレモンイエローの方がわかりやすいですね。
下の写真は色調整をして色を変えているだけなんですが、色が大切な商品の撮影というのは意外と多いんです。だって、ネットショップなんかで買い物してイメージと違う色の商品が届いたら、嫌ですよね(^_^)
ただ、色って人それぞれ感じ方が違ったり、見るモニタによっても機種毎に違いがあるから
Webで色を正確にマネジメント(伝える)ことって難しかったりします。
ちなみに出版物に関しては僕は撮影してデータを受け渡すだけだから、あまり深くは関わらないですが
試し印刷→クライアントやデザイナーチェック→再印刷→再チェックと専門業者でさえ多いときには8回とか繰り返すって耳にしますから色を形にすることがどれだけ難しいかがわかりますね。
小さい時に、友達から友達へ、言葉を伝える伝言ゲームをやって最後、まったく違う言葉になって
大笑いした記憶がありますが、色もまた、機器から機器への色の伝言ゲームが行われていて、
最後、まったく違う色が出ちゃったら、大笑い・・・いや・・・大目玉!!!(笑)