tidal wave
闇夜のしじまを縫い 音もなく満ちてゆくの
仰ぎ見た空の深さ 星のめぐり
また佇み
まぶたの奥へそっとしまいこんだ泉が堰をきり溢れる
波は押しては引き返し 涙のすそ通り
痛みも孤独も常に
消えてはまた生まれ 越える夜毎に
悲しみを連れてあの舟はゆく
頬撫でる風の行方 風見鶏が羽ばたいてく
もう何も失わずにいれたらいいと願い見上げる
満ちては欠けてゆく星へと寄り添い
祈りは日々の中に住まい
湧き出すこの波を越える夜毎に
悲しみを連れてあの舟はゆく
最後の星が消えてゆく
空と波へ
今はそっと眺めていよう
押しては引き返し 涙のすそ通り
越えらぬ日など無いと 強く
幾度もくり返し包み込むあの調べ
そして去りゆく思いを連れて
あの舟はゆく
*
歌詞が知りたいとリクエストいただき書きました。
ありがとう。
この曲の生まれるきっかけとなった
横浜のイベントをやっていた友達が
最近パパになったり
結婚したりして
時の流れを感じたりしてます
悲しみも喜びも連れて
それぞれの旅路が豊かなものでありますように