他人事空が、夜空が綺麗だなぁと思う。ゆっくりと歩く道が生き生きとしてるのを感じる。ひとつ向こうの通りのざわめきに耳を傾ける。疲れて眠る隣の座席の人に肩を貸してみる。あっという間に去って行く地下鉄のライトを目で追う。スケジュール帳を開く度に僅かに込み上げる焦燥感。待っていてくれたあなたに心からのありがとう。大きな流れはあらゆる事を繋いでいるから他人事である事など何もないんだよって、地球の裏側まで叫びたい。