北海道旅行の際に祈念として買ってきたカバンがあります。

それは最終日にノーザンホースパークにて買い求めたのですが、スーベニアショップでとても気になって気になって仕方がなくなり、まさに衝動買いで手に入れました。


世界にひとつしかない、競走馬のゼッケンで作られたカバン。

調教の際に使われ、その後、廃棄処分となるはずのゼッケンをリサイクルしたものです。

このゼッケンは競走馬・1頭につき、ひとつと言うものなので、これだけでもう『オンリーワン』なんですね。

私が選んだのはグリーン地のものですが、他にもホワイトとブラックがあります。

カラーについては馬の年齢により違い、グリーンは2歳馬、ホワイトは3歳馬、ブラックは4歳馬以上となります。

もちろん付けられているゼッケンナンバーもひとつしかないもなので、実際にどんな馬が付けていたのかな~なんていうことを思いますね。

ちなみにナンバーは1桁~4桁まであり、3桁以上になると2段に分けられてつけられます。

(↓1057の場合は、1段目に10、2段目に57となる。)

みどり

2歳馬用ゼッケン


くろ

3歳馬用ゼッケン

しろ
4歳馬以上用ゼッケン


そして私のはこちらです♪
56

鮮やかなグリーンに『56』が映えてます!!

またこちらはショルダータイプになっていて、使い勝手も良いです。

中はこんな感じ(注:イメージです。実際の私のカバンの中身ではありません。。。)
なか


ショルダーのほかにもトート型があるようですが、すでに完売している模様です。

これも欲しかったな~
トート


こちらのカバンは関西にある栗東トレーニングセンターで使用されたゼッケンを使って、京都にあるカバン工房で縫製(裁断はしていないそうで、解けば元のゼッケンに戻るとか…)し、最終的に障害者のみなさんが作られ販売しているものです。

インターネットや関西地方の一部のウィンズ(場外馬券場)で販売していたそうですが、現在はインターネットでの販売も終了し、多分流通しているものだけでほぼ完売に近いのではないかと思います。

私自身もノーザンパークで出会わなければこのカバンの存在は知らなかったですし、購入することも無かったでしょう。

運よくノーザンパークに在庫があった、、、と言うところですね。


こちらのゼッケンは役目を終え、きれいに洗浄されてカバンへ生まれ変わるわけですが、最近このゼッケンの素材が変更になってしまったそうで、そのせいもあるのでしょうか製作がされていないようです。

とてもしっかりとした国産の最高級帆布生地で温かみのある風合いが気に入っています。

また実際に使用していたこともあり、色のスレもまたいい味になっており、競馬ファンならずとも目を引くのではないかなと思います。



きんちゃく
こちらはカバンを購入するともれなく付いてくるきんちゃくです。

お馬さんの柄がかわいいですよね!



お値段は13800円と少々お高めでしたが、収納力や生地の良さ、そしてなんと言っても世界にひとつしかないと言う点でお買い得だと思っています。

それに今ではなかなか手に入るものではないとわかってしまった分、余計に愛着が沸きます。

56のゼッケンを付けたお馬さんは今はどうしているのでしょうか?

そんな思いを抱きながら、北海道旅行のいい思い出とともに大事にしていきたいと思います。